あー、めんどくさい。ども、Dですよ。
皆さんはセクハラやパワハラはご存知でしょうか。
最近はオワハラとかもありますが、その他にも非常に多くの種類がある○○ハラスメント。
宗教的な考え方や個人的な考え方など、賛否両論あるでしょう。
ハラスメントは本来「人を困らせること・嫌がらせ」という意味で使われます。
これにセクシャルやパワーなど、状況や種類にあった名称をつなげて略しているのですね。
で、Dはちょっと疑問に思いました。
実際のところ○○ハラってどれだけ種類があるのだろう、と。
こういう造語は随時新しく生み出されていくので、あくまで現状リサーチした結果ですが、以下の種類があることが判明しました。
実は女性から男性へもセクハラは成立するのです。
- ハラスメントの起源は?
- ハラスメントの種類65選!
- アカデミックハラスメント/アカハラ
- アルコールハラスメント/アルハラ
- 犬ハラスメント
- エアコンハラスメント/エアハラ
- エア(エアー)ハラスメント/エアハラ
- エイジハラスメント
- エイジシルバハラスメント
- エレクトロニックハラスメント/エレハラ
- エンジョイハラスメント/エンハラ
- お菓子ハラスメント/オカハラ
- 音ハラスメント(オトハラ)
- 終われハラスメント/オワハラ
- オンラインハラスメント(オンハラ?)
- 家事ハラスメント/カジハラ
- カスタマーハラスメント/クレーマーハラスメント
- カラオケハラスメント/カラハラ
- キメツハラスメント(鬼滅ハラスメント)/キメハラ
- キャンパスハラスメント
- グルメハラスメント/グルハラ
- ケアハラスメント/ケアハラ
- 告白ハラスメント/コクハラ
- 子なしハラスメント/コナハラ?
- コミュニケーションハラスメント(コミュハラ)
- コロナハラスメント/コロハラ
- ジェンダーハラスメント
- 時間短縮ハラスメント(ジタハラ)
- 新型パワーハラスメント(新型パワハラ)
- ZOOMハラスメント/ズームハラスメント/ズムハラ
- スメルハラスメント/スメハラ
- スモークハラスメント/スモハラ
- セカンドハラスメント
- セクシャルハラスメント/セクハラ
- ゼクシャルハラスメント/ゼクハラ
- ソーシャルメディアハラスメント
- ソジ(SOGI)ハラスメント/ソジハラ
- タクシーハラスメント/タクハラ
- チェリーハラスメント/チェリハラ
- チャイナハラスメント(チャイハラ?)
- テクスチャルハラスメント
- テクノロジーハラスメント
- テープハラスメント/テプハラ
- テレフォンハラスメント/TELハラ/テルハラ/電話ハラスメント
- ドクターハラスメント/ドクハラ
- 妊活ハラスメント(ニンハラ?)
- ヌードルハラスメント/ヌーハラ
- 猫ハラスメント(ネタ)
- パタニティハラスメント(パタニティ―ハラスメント/パタハラ)
- パーソナルハラスメント/パーハラ
- ハラスメントハラスメント(ハラハラ)
- パワーハラスメント/パワハラ
- ビジュアルハラスメント/ビジュハラ
- フォトハラスメント(フォトハラスメント)
- 不機嫌ハラスメント/フキハラ
- 2人目ハラスメント(フタハラ)
- ブラッドタイプハラスメント/ブラハラ
- ペイシェントハラスメント/ペイハラ
- ベビー(ベイビー)ハラスメント/ベビハラ
- ペットハラスメント
- マスク・ハラスメント
- マタニティハラスメント/マタハラ
- マリッジハラスメント/マリハラ
- メシハラスメント/食事ハラスメント
- モラルハラスメント
- ラブハラスメント
- リストラハラスメント
- レイシャルハラスメント
- レリジャスハラスメント/レリハラ
- ハラスメントの存在意義
- ハラスメントを受けたらどうするか?
- 逆ハラスメントって言葉もあるから気を付けてね
- うざいほどにハラスメントが増え続ける理由
- さいごに
- 補足
ハラスメントの起源は?
Wikipediaによると「セクシャルハラスメント」という言葉は、1970年代にアメリカの「グロリア・スタイネム」というラディカル・フェミニストたちが言い出した造語だそうです。日本に入ってきたのは1980年代になってからだとか。
正確には1986年に起こった「西船橋駅ホーム転落死事件」がきっかけです。
事件の概要は、女性が酔っ払い男性に絡まれそうになってそれを拒絶しようと押し飛ばしたら、男性がホームに転落して電車に轢かれてしまったというもの。
この事件の裁判時に女性を支えようとする女性団体が「セクハラ」という言葉を使いだしたそうです。その時はさほど取り上げられず。
本格的に「セクハラ」という言葉が世間に浸透したのは、1989年に出版社勤めの女性が、上司を相手にセクハラで裁判を起こしてからだそうです。
因みにパワハラは2001年に日本国内で作られた造語になります。
オワハラやそれに準ずるハラスメントは、最近の流れで爆発的に増えたものなので、もはやWikipediaにも掲載されていない言葉も少なくありません。
参考:Wikipedia
つまるところ「セクハラ」という言葉自体が、そもそも女性優位な言葉として生まれていたということになります。最近は男女平等の影響からか、男性から女性へのセクハラ云々なお話もあるようですが。
それじゃ、現在のハラスメントにはどれくらいの種類があるのかご紹介していきましょう。
ハラスメントの定義
何でもかんでも『ハラスメントだ!』と言われてしまい、正直めんどくさい!と感じている人も多いでしょう。
そのお気持ちはよく分かります。
そもそも何を持って『ハラスメント』というのか、先に書いておきたいと思います。
広辞苑や辞書サイトによれば、以下のように定義づけがされていますね。
ハラスメント
英語:harassment「嫌がらせ」「相手を悩ませること」などを意味する英語。日本語としては「セクシャルハラスメント」などの語で用いることが多い。
引用元:weblio辞書
元々ハラスメントは英語読みで、日本語に訳すと『嫌がらせ』に該当するとのこと。
では嫌がらせの定義はというと、次の表記がされています。
嫌がらせ
嫌がらせ(いやがらせ)とは、特定、不特定多数を問わず相手に対し、意図的に不快にさせることや、実質的な損害を与えるなど強く嫌がられる、道徳(モラル)のない行為の一般的総称。英語では harassment に相当し、日本でも、嫌がられる行為をすること(または何がしかの行為に不快感を示すこと)を指してハラスメント[1]と表現する場合もある。類似の概念に「いたずら」「いじめ」等がある。
引用元:weblio辞書
ふむふむ。
つまり、身体的または精神的な不快感や実害を、第三者が意図的に与える行為の総称ですね。
なお、これから紹介する多くのハラスメントには『個人的に嫌だと感じたこと』に対して、それぞれが勝手に名称を付けたものも含まれます。
状況の感じ方には個人差があり、第三者が見れば
そんなこといちいち騒がなくてもいいだろ
と思うものも必ずあるでしょう。
大量に種類が増え続けるハラスメントですが、基本的には『セクハラ』『モラハラ』『パワハラ』の3種類に該当するものばかりです。
上記3種類が発生した関係性やシチュエーションの違いしかありません。
◎学生と教員
◎上司と部下
◎夫婦や男女カップル
◎友人◎兄妹/兄弟/姉弟/姉妹
◎親子◎親戚◎見知らぬ第三者
など。
以上を踏まえた上で、Dが調べに調べ抜いて集めた、ハラスメントの種類を一挙ご紹介します。
うんざりしながら読んでみてください
ハラスメントの種類65選!
※2021年7月6日
コロナハラスメント/コロハラ追記
※2021年2月18日
ZOOMハラスメント/ズームハラスメント/ズムハラ
追記
※2020年11月23日
キメツハラスメント/鬼滅ハラスメント
不機嫌ハラスメント/フキハラ
追記
※2020年9月1日
マスクハラスメント
追記
※2019年9月21日
こなしハラスメント
ケアハラスメント
グルメハラスメント
テープハラスメント
追記
※2018年12月12日
タクシーハラスメント/タクハラを追記
※2018年10月14日
エアコンハラスメント/エアハラ
エンジョイハラスメント/エンハラ
お菓子ハラスメント/オカハラ
告白ハラスメント/コクハラ
スクールハラスメント/スクハラ
ソジハラスメント/ソジハラ
マリッジハラスメント/マリハラ
シングル・ハラスメント/シンハラ
ベビー(ベイビー)ハラスメント/ベビハラ
チェリーハラスメント(チェリハラ)
メシハラスメント/食事ハラスメント
ビジュアルハラスメント/ビジュハラ
追記
※2018年8月19日
・音ハラスメント・オンラインハラスメント・チャイナハラスメント追記
※2018年4月18日
カスタマーハラスメント(クレーマーハラスメント)追記
※2018年2月1日
ハラスメントハラスメント(ハラハラ)/新型パワーハラスメント(新型パワハラ)追記
※2017年11月25日
時間短縮ハラスメント(ジタハラ)/妊活ハラスメント(妊ハラ?)/フォトハラスメント(フォトハラ)
2人目ハラスメント(フタハラ)/パタハラ/コミュニケーションハラスメント(コミュハラ)追記
※2016年11月20日
ヌードルハラスメント/ヌーハラ・犬ハラスメント/犬ハラ・猫ハラスメント/猫ハラ追記
情報更新してたら60種類超えちゃったよ…
★50音順
アカデミックハラスメント/アカハラ
生徒と教師、学生と教授・後輩と先輩など教育の場において社会的な立場が強い者が弱いものに対して行うハラスメント行為。
アカデミックハラスメントの事例はさまざまですが、学生の進級・卒業の妨害・本来不要な出費を学生に強制負担させる。先輩や教授などから、学生に対する罵詈雑言・暴言などが代表的な例となります。
また単位を人質に、学生に対して高圧的な態度をとることもアカデミックハラスメントです。
ちなみに…
大学や大学院のように学生と教授のような関係だと「アカデミックハラスメント」
中高生のように生徒と生徒、生徒と教師間の関係だと「スクールハラスメント/スクハラ」
と呼ばれます。
アルコールハラスメント/アルハラ
飲酒の強要や強制をする状況などを指す。
組織内や上司との飲み会などで
「おれの酒が飲めねえのか!」
「付き合いの酒も仕事の内なんだから飲みなさい」
など、理由を問わず酒を強制的に飲ませる言動が該当します。
新入社員の歓迎会などで問題視されることが多いですね。今や飲みニュケーションもハラスメント扱いされる可能性が高いということ。
犬ハラスメント
故意・無意識を問わず、犬が嫌いな人に対して、飼い犬が恐怖や不快感を与える行為の総称が『犬ハラスメント』です。
犬ハラスメントの具体例としては次の通り。
◎慣れているからと放し飼いにして、犬が見知らぬ人に近づく
◎道路や人の敷地内に犬が糞尿をしたとき、処理せずに放置していく
◎犬が苦手な人に対して、飼い犬が飛びついたりじゃれついたりする
◎同様に飼い犬が執拗に他人に吠えて恐怖を与えたりする
などの行為が犬ハラスメントに該当します。
犬好きな人には理解しにくいかもしれませんが、世の中には虫嫌いがいるのと同じように犬嫌いの人も多くいるのです。
犬が窮屈でかわいそうだからと、散歩中にリードを外して放し飼いにしたり、必要以上に長くして犬の行動範囲を広げるのは、犬嫌いの人からすれば恐怖でしかありません。
犬を散歩に連れ出すときは必ずリードを付け、他人とすれ違そうなときは、リードを短くしたり、一時的に抱きかかえるなどの配慮をしましょう。
因みに「ペットハラスメント」と「犬ハラスメント」を同じに考えている人もいます。
ペットハラスメントはあくまで飼い主からペットに対する虐待行為を指すため、混同しないように注意しましょう。
エアコンハラスメント/エアハラ
主に夏場のオフィスなどで発生する空調をめぐるハラスメント。
夏場でもエアコンの使用を禁止したりする行為は、エアコンハラスメントに該当します。
必要な空調設備や環境を整えないことで、オフィスで働く人が熱射病や日射病・風邪など体調を崩してしまう可能性が高いためです。
事務所の作業環境を整える義務に関しては『労働安全衛生法』の『第七十一条の二』で以下のように定められています。
一 作業環境を快適な状態に維持管理するための措置
二 労働者の従事する作業について、その方法を改善するための措置
三 作業に従事することによる労働者の疲労を回復するための施設又は設備の設置又は整備引用元:労働安全衛生法
快適な作業環境についての具体的な定義は『事務所衛生基準規則の第五条』に記されているので、そちらをご参照。
第五条 事業者は、空気調和設備(空気を浄化し、その温度、湿度及び流量を調節して供給することができる設備をいう。以下同じ。)又は機械換気設備(空気を浄化し、その流量を調節して供給することができる設備をいう。以下同じ。)を設けている場合は、室に供給される空気が、次の各号に適合するように、当該設備を調整しなければならない。
引用元:事務所衛生基準規則
とはいえ、一酸化炭素や二酸化炭素の比率とか、気圧云々と科学的な分野にまで砕かれているので、『事業者はオフィスや作業場などの空調や環境を快適な状態しなきゃダメだめだよ~』的なことが書かれていると思えば間違いありません。
ただエアコンの設定温度に関して
暑いと感じる人と寒いと感じる人は必ず存在します。
外回りが多い男性と室内業務の女性との間では、空調の設定温度に関するトラブルが絶えません。
男性と女性では快適と感じる温度に差があるので、一概に答えを割り出せないのが空調ハラスメントの難しいところ。性差だけでなく、個人差もありますしね。
この場合、基準とされる快適温度で男女共に妥協するのが一般的。
基本的に
男性が快適な温度は女性にとって「寒い」と感じ
逆に女性が快適だと感じる温度は男性には「暑い」
と感じるとか。
トラブル回避のためには、状況をしっかりと把握してお互いの妥協点となる設定温度を見つけることが重要。
オフィス内業務でエアコンにさらされ続けている人は、個別に寒さ対策などをしておくといいでしょう。
エア(エアー)ハラスメント/エアハラ
特定の人物が不特定多数から攻撃されるように、意図的に雰囲気を壊す行為。
一昔前にいわれた「KY(空気読めない)」がこのエアハラスメントに該当します。
その場にそぐわない言動で雰囲気や状況を破壊することです。
因みにエアコンハラスメントと呼び方が同じなので、間違えないようにしてくださいね。
エイジハラスメント
年齢を材料とした差別やハラスメントを指す。
エイジシルバハラスメント
60歳以上の高齢者に対する、60歳未満のハラスメント行為。
介護疲れなどが原因となる場合も多く、介護施設内での虐待・いやがらせ行為などもこれに該当する。
エレクトロニックハラスメント/エレハラ
盗聴・盗撮など方法を問わず、高度な電子機器を使って対象者に直接・間接攻撃する行為。
エレクトロニックハラスメントに用いられる電磁波は、壁や障害物を通り抜けて人体に被害を及ぼすため、非常に問題視されています。
エンジョイハラスメント/エンハラ
オードリー若林氏が作った造語で『仕事楽しいと思うこと』を強制する行為。
2017年11月7日に放送されたドキュメント番組「セブンルール/フジテレビ系」にて、初めて言われた言葉だそう。
ファッションブランドの「H&M」のPRマネージャーが、チームメンバーに「朝起きて仕事に行きたくないと思わないでほしい」という考えから、華のある仕事は積極的に任せているというコメントに対して放たれた、若林氏の反論が「エンジョイハラスメント」
関連サイト:若林正恭、仕事に楽しさを求める風潮を“エンジョイハラスメント”とぶった斬り
正確には以下のように言われたそうな。
「朝起きて“仕事楽しいな”みたいなのを、俺は“エンジョイハラスメント”って呼んでいる」
「“だりぃな”と思いながら仕事の現場に行って、ちゃんとやって、“これで良かったかな?”くらいで帰ってもいいじゃん」
まあPRマネージャー的には『どうせやるなら仕事は楽しんでやってほしい』という意味から、このように言われたのでしょう。
Dとしては『楽しむことを強制するな』っていうのは、結局『やらされている人』の意見。
別に仕事自体をちゃんとやるなら、結果的にはどっちでもいい。
仕事に対して『自主的なタイプ』か『受動的なタイプ』かの違いでしかないと思います。
ただ嫌でもやらなきゃならないのが仕事なので、仕事のなかに『楽しめるポイント』を見つけるのは、いい仕事をする上でも重要かなーとは考えてますね。
お菓子ハラスメント/オカハラ
職場などで特定の人物にだけお菓子やお土産を配らない行為。配られたお菓子を半強制的に食べなければいけない雰囲気。
別名スイーツハラスメント(スイハラ)。
同じ意味で、旅行に行った際のお土産の強制などもこちらに含まれる模様です。
ダイエットで我慢してるのに、強制的に食べさせられる!権力を使った暴力だわ!
とかいう女性の声もあるそうな。
まあ相手の好意だったりもするので、自分の都合ばかり押し付けないようにしましょうね。
音ハラスメント(オトハラ)
主にオフィス内で個人が立てる「不快な音」に対するハラスメント言葉。
パソコンのキーボードを必要以上にカタカタと強く叩いたり、無意味にボールペンをカチカチするなど。
その他にスナック菓子を食べる音や激しい鼻息なども含まれるとか。
世の中に多様性を求める割には、個人同士の個性には閉鎖的な印象しか持てないんだね、と思ったDでした。はい。
ただDとしてもオフィス内の雑音は恐ろしく気になります。
ので、会社員のときは片耳に耳栓して電話してました。
終われハラスメント/オワハラ
近頃有名なハラスメント。
就職活動の場において、企業側が学生に「内定を出すから就職活動を終了しろ」と強要する、圧力を加える行為が基本となります。
就職活動自体は、相変わらず厳しい状況ですが、その中でも企業が優秀な人材を確実に手に入れたいがために、内定を餌に自社以外の選択肢を奪おうとするハラスメントです。
終われハラスメントの対処自体は「自分がオワハラをされても入りたい企業か否か」次第です。
必要性を感じないのであれば素直に断るとよいでしょう。
あるいは「御社が第一志望ではありますが、より見聞を広めるため就職活動は続けたいと思います」などのように、正当性を持って「あなたが第一志望だけど、成長のために就活を続ける」という旨を伝えておけば、それ以上強制される可能性は低くなります。
自社にどうしても入社させたいからこそのハラスメントなので、逆に「そのような条件が付くのであれば、やむなく辞退させていただくことになります」などのように、強気に出ても問題ないと個人的には思います。
仮にそれで内定が取り消されるなら、元から内々定を出す気はないと解釈しましょう。
基本的に終われハラスメントを受けている時点で、企業的には「この学生は自社に絶対欲しい!」という心理があります。
つまり、そこの関係性においての立場は学生の方が優位になるのです。
企業側はそれを悟らせないために「大変な就活から解放してあげるよ」という甘い誘いとともに、自社の都合を押し付けているに過ぎません。
うーん、採用担当者には嫌われそうな内容になってしまった。
オンラインハラスメント(オンハラ?)
文字通り、オンライン上で起こるハラスメント行為の総称。
ややソーシャルハラスメントと重複する部分もあります。
ただこちらはネットゲームや掲示板など、SNSよりやや幅広い印象があります。
最近はVRやARなどで、オンラインとネットの境が曖昧になってきているため、今後より問題化していくでしょうね。
家事ハラスメント/カジハラ
家庭内において、専業主婦が家事を手伝う家族や、他者に対して必要以上の完璧を求めるなどの行為。
ドラマなどにある姑が嫁の家事に対して行うハラスメントも、これに該当すると考えられます。
カスタマーハラスメント/クレーマーハラスメント
主に店頭の窓口やカスタマーに対して、お客側が理不尽なクレームをつけるハラスメントの総称です。
店側には落ち度がないのに、無理やりイチャモンを付けてくる昔ながらの迷惑な人を、ハラスメントに当てはめています。
こういうクレーマーは『文句を言いたいだけ』か『文句を言うことで、料金をタダにさせたり値引きさせることが目的』のどちらかです。
お客さまは神様です精神だと店員の立場が弱いので、相手の文句に対して反論できない状況も少なくありません。
対策としてはお店側の運営方針が軸になってきます。
クレーマーに対してどのように対応するかは、事前に上司や会社に確認しておくといいでしょう。
間違っても店員の独断で『クレーマーは客じゃないから言い返してやった(どやぁ)』みたいなことはしないように!
店員の立場はあくまで雇われの身で、責任を取るのは上司や経営者なのです。
あなたがクレーマーに対して反論することで生じる責任を自分で取るというのなら、誰も文句はありませんけど!!
カラオケハラスメント/カラハラ
カラオケの場において、歌いたくない者に対して歌うことを強制・強要する行為。
会社の打ち上げなどでは、パワハラとカラハラが並行する場合もあります。
キメツハラスメント(鬼滅ハラスメント)/キメハラ
人気アニメ「鬼滅の刃」が映画化した際に誕生したハラスメント。
鬼滅の刃を見ていないことを否定したり、見ようよ!と視聴することを押し付けてくる行為だそう。
鬼滅を見ていない、つまらないと言葉にできない雰囲気も指すとか。
見るアニメくらい好きにさせてやれよ。
キャンパスハラスメント
立場を問わず、大学などのキャンパス内で起こるハラスメント行為。
アカハラと混同される場合もありますが、こちらは上下関係のない学園内の嫌がらせです。
グルメハラスメント/グルハラ
グルメハラスメントとは、自身の料理に対するこだわりを他人に押し付け、強要する行為。つまり「他人の食べるものや、その食べ方に干渉する行為」です。
ごはんには味噌汁をかけるべきだ!
目玉焼きにはしょうゆだ!
鍋奉行とかもハラスメントにあたるんだろうか。ナベハラ?
ケアハラスメント/ケアハラ
家族の介護をする社員が、介護休暇を取得することを理由に降格や降級させるなど、何かにつけて介護休暇取得を妨害する行為の総称がケアハラスメントです。
別名「介護ハラスメント」とも呼ばれており
近年の少子化・高齢化社会では大きな問題になっています。
告白ハラスメント/コクハラ
その気のない男性からの告白が迷惑な行為だとして、言われ始めたハラスメント。
告白を断るのにも労力がいるのに…とか何とか。
大人の恋愛は最後の一押しだけ!
まずはキスや手をつなぐところから!!だそう。
告白せずに自然とそういう関係になるのがグローバルスタンダード!だとか。
え?え?えぇ!?(;´д`)
正直、バカじゃないの?と思う案件。
ここは日本。海外式の恋愛がしたいなら、海外にいってくれ!
それなら逆に告白を断る行為もハラスメントに入っちゃうぞ?分かってる?
と思うんですが。
世の中は自分のためには回っていません。
天竜人かお前は!!
子なしハラスメント/コナハラ?
子どもがいない夫婦などに対して「子どもはいつ頃?」「親御さんも孫ができるのを楽しみにしてるでしょ?」などの言葉をいう行為が、子なしハラスメントです。家庭ごとに経済状況や価値観など事情は異なるので、赤の他人はとやかく言わない方がいいでしょう。
でも、そのうち親から孫を急かされたりするのも何かのハラスメントになりそう…
コミュニケーションハラスメント(コミュハラ)
一般的に「コミュ障」と呼ばれる人を守るため?に生まれたっぽい言葉です。
コミュニケーションを強要する、あるいはそれに類似する言葉で不快感を感じたら【コミュニケーションハラスメント】だそうな。
”きみあんまり話さないんだね””大人しいね””何か喋ってくれない?”など、会話しないことに触れる言葉が該当するそうです。
Dにはわけが分かりません!!
コロナハラスメント/コロハラ
新型コロナウイルスの蔓延により発生したハラスメント。
咳やくしゃみなど新型コロナウイルスに類似した症状が出ている人に対して、事実に関係なく「コロナじゃないの?」などと疑って不当な扱いをする行為です。
ジェンダーハラスメント
性別による差別を指す。
男は仕事で女は家事など、男女ごとのイメージが根強く残っているため発生すると考えられています。
時間短縮ハラスメント(ジタハラ)
会社が残業をさせないために、従業員や写真に対して「早く帰れ!」という行為。
社員側の意見としては「業務量が減らないのに時間だけ短くされてむちゃくちゃだ!」と嘆く声がちらほら。
会社の業務形態や仕組みにも問題があるかもしれません。
しかし、すべてを会社任せにするのではなく、早く帰るための提案や企画を上司に持ち込んでみてはどうだろう?とDは思うのであります。
新型パワーハラスメント(新型パワハラ)
やる気のある部下に「無理をしなくていい」と、頑張りに応えない上司に与えられる称号が「新型パワハラ」
自分はこんなにやる気があるのに、上司がやる気を出さない!という。
やります!という部下に「無理に頑張って残業をするな、早く帰りなさい」というのも新型パワハラの範疇だとか。会社は保育園か(ーー;)
ZOOMハラスメント/ズームハラスメント/ズムハラ
新型コロナウィルスの感染拡大により、テレワークが普及して誕生した言葉。
オンライン飲み会への参加強要、会議通話時のプライベート空間へのいじりなど、ZOOMを介して不快に感じることの総称のような存在です。
スメルハラスメント/スメハラ
香りの強い香水などで周囲に不快な思いをさせることを指す。
好みによっても感じる方向性が異なるため、問題にある可能性が掴みづらい。
スモークハラスメント/スモハラ
共有の場において、強制的にタバコの煙を吸わざるをえない環境に追い込まれる行為を指す。
家庭内・オフィスなどにおいて、喫煙者・非喫煙者間で発生するハラスメント。
セカンドハラスメント
セクシャルハラスメントの解決策を行動に移した結果、それを原因として発生したハラスメント。
セクシャルハラスメント/セクハラ
性を軸としたハラスメント全般を指す。
一般的には男性から女性にのみ該当すると考えられていますが、女性から男性に対しても同じです。
ゼクシャルハラスメント/ゼクハラ
家族間などで結婚やお見合いなどの強要や圧力をかけるハラスメント行為。
主に親や兄弟間で発生する。
ソーシャルメディアハラスメント
SNSなどで本人の意思を無視した上司からの友達申請・フォローの強要。
またそれらからの情報を材料としたハラスメント行為を指す。
個人的には非公開にするなり、仕事用のアカウント作れば?とか思います。
ソジ(SOGI)ハラスメント/ソジハラ
SOGIの意味は「Sexual Orientation(性的指向)」「Gender Identity(性自認)」の頭文字。
性的少数派の人たちに対する差別的発言や、男性らしさ・女性らしさを押し付ける行為です。
ざっくり例を挙げると
ゲイやレズは気持ち悪い、女性は女らしく服装はスカートなどイメージの押し付け。
まあ最近はかなり少なくなってる気もしますが…
LGBTという言葉の総称として生まれたのがSOGI。
LGBTはそれぞれ
L→レズビアン
G→ゲイ
B→バイ
T→トランスジェンダー(性同一障がい)
という意味があります。
いずれも性的少数派な人たちですが、実際のセクシャリティは上記4種類だけではありません。
例えば
◎エイ(A)セクシャル
無性愛。異性・同性を問わず、他人に恋愛感情や性的欲求を感じない。あるいは感じにくい人。
◎インターセクシャル
一次性徴による性別の判断が難しい人。身体的に男性・女性それぞれの特徴を持っていたりする。
◎クエスチョニング
自分のセクシャリティが分からず、探している人
◎パンセクシャル
男性・女性・性的少数派を問わず、あらゆる人を対象に恋愛感情や性的感情を抱く人
◎ノンセクシャル
恋愛感情は抱くが、性的欲求は抱かない人
これ以外にもたくさんのセクシャリティが存在しますよ
どれだけ細分化しても、イレギュラーな人は必ず出てきてしまうため、性的少数派の人たちをまとめて『ソジ/SOGI』と呼ばれるようになりました。
タクシーハラスメント/タクハラ
タクシーハラスメントは、タクシー内でドライバーと乗客の間で発生するセクハラやパワハラの総称です。
モラルのない乗客がドライバーに対して
早くしろよ!
おっせぇな!
などの暴言や威圧的な発言をすることを指します。
逆にタクシードライバーが、女性の乗客に対してしつこく連絡先を聞いたり、食事やホテルに連れ込もうとするケースも。
タクシー内は閉鎖空間で1対1になる環境なので、女性一人では怖いから乗れないという人も少なくありません。
チェリーハラスメント/チェリハラ
単調直入に『童貞(チェリー)』を侮蔑する発言の総称。
元ネタはアニメ『おそ松さん』だという声と、54歳カリスマ童貞の山口明なる人から生まれたという声があります。
何でしないの!?おかしいんじゃない!?
風俗いけば?
など、童貞に対して差別的な発言を行うハラスメントです。
まあ、一言に童貞といっても、本人に問題があってそうなのか、意図的にそうなのかってケースバイケースだと思うんですよね。(逆に不特定多数とヤリまくっているのもどうかと思うけど)
参考サイト:「チェリハラ」していると不幸になるよ!?/exciteニュース
チャイナハラスメント(チャイハラ?)
松原邦久氏の著書「チャイナハラスメント-中国にむしりとられる日本企業-」で作られた造語です。
詳しい内容は読んでないので分かりませんが、中国から日本企業に対するいじめをテーマに書かれた書籍の模様。
興味がある方は読んでみて、ぜひDに感想を教えてください!
個人的には書籍の内容自体に興味がないので!!
テクスチャルハラスメント
女性の創作者に対して不当な差別、扱いをする行為。
ジェンダーハラスメントの派生ともいえる。
テクノロジーハラスメント
技術的な内容を知識がない相手に対して投げかけるハラスメント行為。
特にシステム分野で多く発生するといわれています。
テープハラスメント/テプハラ
ビジネスの場で「録音していないか」「テープを回していないか」を確認する行為。
どっかの芸能人事務所社長が、話し合いの席で不祥事起こした芸人に対して
テープ回してないやろな?
と言ったあれですね。
仮に回していたら何か困る話なんですか?と言えば終わること
テレフォンハラスメント/TELハラ/テルハラ/電話ハラスメント
新人や新入社員に電話応対を強制する行為を電話ハラスメントと呼ぶそうです。
電話を受けるのがストレスだし非効率だから!という理由らしいですが、ハラスメントと呼ぶ必要があるのかいささか疑問ですね。
ドクターハラスメント/ドクハラ
ペイシャルの逆で、医師などから患者に対して行われるハラスメント。
患者やその家族に対する不適切な態度、言動など。
妊活ハラスメント(ニンハラ?)
女性に対して「子どもは作らないの?」「妊活はしてるの?」など、妊活・妊娠に関して聞く行為の総称です。
マタハラやフタハラと同系統のハラスメントで
正直なところ「セクハラでまとめろよ!」と思う事案。
ヌードルハラスメント/ヌーハラ
海外の観光客などに対して、麺類をすする音を聞かせる行為がヌードルハラスメント(ヌーハラ)と呼ばれています。
外国の人からすると日本人がラーメン(ヌードル限定?)を「すする音が不快」だからだそうです。
実際は外国人観光客に対する贔屓度合いで、反発の声が多いハラスメントでもあります。
猫ハラスメント(ネタ)
飼い主が猫の機嫌を損ねることで、飼い主の私物を破壊する行為。
単純な猫の飼い主バカから派生した言葉です。はい。
ただ実際に犬ハラスメント同様に猫に対しても嫌悪感を抱く人はいるため、注意しておきましょう。
パタニティハラスメント(パタニティ―ハラスメント/パタハラ)
男性が育休を取ることに対して、反対またはそれに近しい反応を示すことの総称です。
最近は育児に専念したいという男性も増えてきており、このような言葉が生まれたのでしょう。
パーソナルハラスメント/パーハラ
本人の外見・生活・持ち物の趣味など、プライベートかつパーソナルな部分を理由としたいじめやハラスメント行為。
ハラスメントハラスメント(ハラハラ)
何かにつけて「ハラスメントだ!」と言ってくる行為がハラスメントだというハラスメント(ややこしいけど)。
最近の若者がどんな行為にもハラスメントをつけるから、年上世代がうんざりしてできたハラスメントです。
パワーハラスメント/パワハラ
職場などの組織の中で、立場の強い者から弱い者に対して嫌がらせをしたり、圧力をかけて業務には関係のない行為などを、強制的に行わせる行為の総称が『パワーハラスメント』です。
実際は上司と部下に限らず
◎夫婦
◎兄弟
◎親子
◎カップル
など、あらゆる関係性で成り立ちます。
この中で圧倒的にパワーハラスメントが発生しやすいのが、組織の中で明確な上下関係が発生する職場というわけです。
パワーハラスメントの定義
パワーハラスメントの定義は厚生労働省によって、以下のように定められています。
職場のパワーハラスメントとは、「同じ職場で働く者に対して、職務上の地位や人間関係などの職場内の優位性を背景に、業務の適正な範囲を超えて、精神的・身体的苦痛を与える又は職場環境を悪化させる行為」と定義をしました。
この定義においては、
・上司から部下に対するものに限られず、職務上の地位や人間関係といった「職場内での優位性」を背景にする行為が該当すること
・業務上必要な指示や注意・指導が行われている場合には該当せず、「業務の適正な範囲」を超える行為が該当すること
を明確にしています。
引用元:厚生労働省
さらに具体的なパワハラ行為の基準について、6種類の分類がされています。
パワハラの類型その1:身体的な攻撃
殴る・蹴る・叩く・打つなど、あらゆる物理的暴力行為・傷害行為は明確なパワハラです。
体育会系の職種や会社では、いまだにこうしたパワハラが日常的に行われているケースも少なくありませんね。
パワハラの類型その2:精神的な攻撃
立場を利用した脅迫や侮辱・罵詈雑言などの暴言、人格否定など名誉棄損にも該当する行為も、パワハラのひとつ。
少し前に流行った『終われハラスメント/オワハラ』も、採用側という立場を利用して求職者・就活生を脅迫するパワハラです。
色々なハラスメントがありますが、結局はセクハラ・パワハラ・モラハラのどれかに該当するものがほとんどですね。冒頭でも言いましたが…
パワハラの類型その3:人間関係からの切り離し
会社内で存在を無視したり、仲間外れにして集団から孤立・隔離するのもパワハラの代表例です。
どちらかと言えば、学校のいじめなどのほうがイメージしやすいでしょうか。
気に入らない部下や後輩などに対して行われる話はちらほら耳にしますね。
パワハラの類型その4:過大な要求
通常の業務内で実行する必要性がないことや、そもそも達成不可能な指示を与えて仕事を妨害するパワハラ行為。明らかに無理なノルマを与えたりするのも、もちろんパワハラ!
明日は女子社員全員クリスマス衣装で出勤・勤務するように!
とかいうのも、パワハラに該当するってことですよ係長。てかあんたにそんな権限ないでしょ!所詮係長なんだから!!
パワハラの類型その5:過小な要求
過大な要求の逆で、能力や経験を無視して雑用(お茶汲みとか物置の掃除とか)や掃除など、業務上特に必要ない仕事しか与えないこと。
あるいは仕事そのものを与えず、孤立させたりする行為も該当します。
まあ、つまり職場で従業員を貶める行為は全部パワハラに該当するってことですね
パワハラの類型その6:個の侵害
恋愛関係や友人関係・家族関係をはじめ、休日の過ごし方など、プライベートな分野に対して介入しようとするパワハラ。
SNSを覗き見てそれを話題にしたり、LINEやTwitterでつながることを強制する行為もこの侵害に入ります。
とりあえず仕事用のLINEとTwitterアカウント作っておこうな!
パワハラはセクハラやモラハラと並び、ハラスメントの代表格とも言える存在です。
またこうした状況は会社員に限らず、フリーランスでもパワハラは多発しています。
パワハラ対策が義務化するのも時間の問題でしょう。
ビジュアルハラスメント/ビジュハラ
外見による印象やイメージを相手に押し付ける行為の総称。
どこかの心理カウンセラーが作った造語です。
ほとんど浸透していませんが、外見を貶される行為は意味合いに含まれていないようです。
元ネタは個人的に男性侮蔑な印象を受けたので、ここでは載せないでおきます
フォトハラスメント(フォトハラスメント)
無断で写真を撮影したり、半強制的に写真に入ることを強要する行為。
またその写真を無断でTwitterやFacebookにアップロードするのも、フォトハラに含まれるそう。
この行為自体は問題を感じますが、肖像権やプライバシーの侵害は以前から問題視されてることなので、いまさらハラスメントにする必要性はないと思います。
男性の皆さんは、女性の写真を撮影するときは必ず許可をもらってくださいね!
「彼女とデート中に使っていいよ!」とか書いてSNSに自撮り写真上げてる女性も多いけど、あれ知らない人が本当に使ったら高確率で怒られるらしいからね!!
そもそも嘘だし。
不機嫌ハラスメント/フキハラ
夫婦間などにおいて、不機嫌な態度を見せて相手を追い詰めるハラスメント。
もう不都合なこと全てハラスメントといえばいい雰囲気がすごいです。
2人目ハラスメント(フタハラ)
これはマタハラの延長ですね。1人目の出産を終えた女性に対して【二人目は作らないの?】と聞くことが該当するそう。
職場または自宅や家族関係で耳にしやすい言葉ですね。3人目ハラスメントや4人目ハラスメントも出てくるんだろうなぁ・・・・
ブラッドタイプハラスメント/ブラハラ
血液型による差別やハラスメント行為。
A型は几帳面、B型は自己中心的、O型はおおらか、AB型は二面性が強いなど一般的なイメージが軸となりやすい。
ペイシェントハラスメント/ペイハラ
医療の場において、患者側が医師や看護師に対して行うハラスメント行為。
暴言・暴力・罵詈雑言など、医療従事者に対するあらゆる攻撃を指す。
ベビー(ベイビー)ハラスメント/ベビハラ
赤ん坊(ベビー/ベイビー)の泣き声で周囲に迷惑をかける行為の総称。
子供は泣くものだから仕方ない!!という女性は多いですが、それなら泣いても問題のない環境を選ぶのが親の役割です。
どう配慮したとしても、周囲からすれば他人の子供の泣き声は耳障りでうるさいもの。
やむを得ない場合もあるかもしれませんが、親となる人は自分一人のときとは勝手が違うことを理解しながら、行動したほうがいいでしょう。
参考サイト:“ベイビーハラスメント”について|生後数ヶ月の赤ちゃんを連れ回す親たちに想うこと
ペットハラスメント
飼い主からペットに対する虐待行為。
餌や水を与えない、狭い場所に閉じ込めたり暴力を振るうなどが一般的にペットハラスメントと呼ばれています。
衣服などを着せることも該当するので注意が必要です。
マスク・ハラスメント
新型コロナの感染拡大予防に向けたマスク着用をオフィスなどで強いるハラスメント。人によってはマスクをしながらの業務は辛かったりするなかで、会社の方針として着用を強制されてハラスメントと感じる人が増えつつあるようです。
マタニティハラスメント/マタハラ
職場などにおいて、妊娠・出産を迎える(あるいは終えた)女性に対して発生するハラスメント。
妊娠や出産を理由に退職へと追い込まれるような行為を指します。
マリッジハラスメント/マリハラ
単身者に対して結婚(marriage)を促す、あるいは強制させようとする発言や行為。
似たような意味合いから『シングルハラスメント/シンハラ』という言葉もあります。
具体的には上司や友人、先輩などから
そろそろ結婚しないの?
とか言われることですね。
割とよくあるやり取りな気もしますが、受ける側が不快感を感じるとハラスメントに該当します。
ただし、マリハラは発言している人が好意で言っている場合が多いです。そのため、一概に被害者を気取った発言はしないほうがいいでしょう。
その後の人間関係に悪影響を与える可能性大です
そもそも、人間関係の中で不愉快だったり、多少うっとうしいと感じる発言があるのはコミュニケーションのうち。
アナタの発言が相手にとっては不愉快である場合もあるでしょうし、そういうのはお互い様だと個人的には思います。
あまりにしつこい場合や、悪質な場合は裁判に持ち込むこともできますが、基本は難しいと思っておきましょう。
メシハラスメント/食事ハラスメント
断れないような雰囲気で食事に誘う、あるいは強制的に食べさせる行為。
いわゆる「オレの酒が飲めねぇのか!!」というアルハラの食事バージョンですね。
上司や先輩など上世代の人からすれば「若いんだからたくさん食べるだろ」という好意のもと、食べることを勧められて断れないなどのケースが多い。
これで激太りした!なんて人もいるから難しい案件ですね
モラルハラスメント
精神的なDVです。
暴言・暴力・態度などあらゆる方法で被害者を追い込み、外部には被害者が悪いといったデマを流す行為。
主に加害者の優越感を満たすためであるといわれる。
ラブハラスメント
特定の人物の性や異性に関する内容を、不特定多数に広げる行為。
しつこいナンパなど、本人の意思に反して迫る行為も該当します。
リストラハラスメント
企業がリストラ候補に入っている従業員に対して行うハラスメント。
世間一般でいわれる「窓際族」に追い込む行為などが該当します。
レイシャルハラスメント
人種によるハラスメント、差別行為。
黒人・白人・在日・ハーフなど自分たちとは異なる種族に対する差別。
レリジャスハラスメント/レリハラ
宗教団体からのさまざまな嫌がらせに使われる言葉。入信の強制から脱会の抑制などに該当します。
はい、以上が現在あるハラスメントです。
情報自体は他のサイトでもまとめられていたので、比較的簡単に構成できましたが、こうして形にするのは非常に面倒でした…。
基本的にこうした情報を検索される方は
「ハラスメントってどんな種類があるんだろう?」
というざっくりした疑問からくる場合が大半でしょう。
読者様の目的はここまでで一通り達成されていると思います。
しかし、ここで終わらないのがDなのですよ。
せっかくこれだけ色々なハラスメントがあるので、Dの個人的な観点もお話していきたいと思います。
賛否両論あるところだと思うので、興味のある方のみスクロールしてください。
ハラスメントの存在意義
もともと、ハラスメントって言葉は「セクハラ」くらいでしか使われていませんでした。
そこから「パワハラ」が生まれ、最近では「オワハラ」などが有名ですね。
実際は色々派生して、数十種類のハラスメントがあるようですが…。
で、皆さんよくいいますよね「○○ハラで訴えますよ!」って。
Dも美味しいものばかりを生み出す世の食品業界にいいましょうか。
やめてください!3段腹で訴えますよ!!
裁判で勝てる気がしない……。
とまあ冗談は横に置いておきましょう。
冒頭でも書きましたがハラスメントの意味は「嫌がらせ・いじめ」です。
これにパワーやセクシャル、終われなどがついて代表的なハラスメントになります。
まず1つ思うのが、こんなに種類いらんでしょう。
「いじめ」か「いやがらせ」で良いじゃないですか。あるいは差別。
それで身体的あるいは精神的に不快な思いをしました。
それだけでしょう。
わざわざジャンル分けする理由がない。
ハラスメントを受けたらどうするか?
どのハラスメントかにもよりますが…
D個人的に思う対策は、主に5段階に分かれます。
1.嫌なことは嫌といいましょう
多分、これだけでも大半のハラスメントは軽減します。
子どものいじめでもそうですが、基本的にいじめる側は相手が反撃・反論してこないから続けているケースがほとんどです。
はっきりと反撃する旨を伝えてしまえば、かなりの確率で引っ込みます。
それができないから困っているって?
行動しないのに被害者ぶってもしょうがないでしょう。
子供ならまだしも、大人なんですから。
行動しない自身の責任を無視して、全て加害者が悪いで片づけるのはいかがなものかと。
組織に属して1人の社会人として生きるのですから、何でも被害者面して待っていても誰も助けてはくれません。
自分の身は自分で守るくらいの覚悟は持ちましょう。
別に加害側を庇護する気はないんですよ?Dはジャイアン嫌いですし。
2.普通に話してみる
いやがらせをしてくる相手と、1度じっくり話してみるのも1つの手段です。
人種差別などは話しても解決は難しいですが、職場や家族の関係なら話し合いで解決できる可能性もあります。
3.相手の上司や関係者に相談する
職場で上司からのハラスメントに困っているなら、その上司の上司や、立場的に強い人に相談してみましょう。
もしかすると何かしら手を打ってくれるかもしれません。
家庭内DVなどであれば、一時的に実家なり保護施設なりに避難して作戦を考えましょう。
4.レコーダーを持つ
言葉によるハラスメントは、レコーダーを持っているだけでもかなり沈静化します。
それを相手が知っているのであればなおさら。
第1段階で不快である旨を伝えて、周りに相談もして、なおもハラスメントを続けているのであれば、その発言全てが記録されているのですから自ずと言葉は少なくなります。
だって、それだけの布石があれば、自分が相手を攻撃しているのを理解せざるを得ないですから。
無視などの方法をとってくる可能性もありますが、その場合は仕事や生活に支障がない程度の距離感で付き合うようにすれば問題ありません。
訴えることを決めているのであれば、記録として利用することも可能です。
ただし、裁判前提ならカセットなど物的証拠となるメディアを使うようにしましょう。
5.材料を揃えて最終忠告をする
第1段階から第4段階までの方法を使って、なおも続くようなら訴える旨を宣告します。
相手が法廷の場で戦う意思を持っているのであれば、それ以降は弁護士の仕事なのでDは何も言えません。
ここまでに、立場上有利になる材料はほぼほぼそろっているはずです。
ただし、裁判の有無に関わらずその環境に居続けることは難しくなるので、転職や引っ越し、離婚なども覚悟しておく必要があります。
6.厚生労働省や弁護士事務所などの相談窓口に相談する
ここまでの方法をすべて行ってもなお、各種ハラスメントが解決しない場合は、個人での解決はなかなか困難です。公的機関や弁護士に相談するようにしましょう。
ハラスメントの種類によって相談する窓口は異なりますが、以下のようなところがあります。
厚生労働省が指定する外部のハラスメント相談窓口です。
パワハラやセクハラはもちろん、雇用者と従業員のトラブルなどについても随時受け付けています。
パワハラの事例コラムなども掲載されているので、ご自身が置かれている環境が「これはパワハラ・・・なのか?(ゴクリ)」と思っている人は、参考してみるといいでしょう。
また法的手段検討する際の弁護士を近辺で探したい場合は、弁護士ドットコムなどが便利です。
地域や場所、相談内容によって正規の資格を持った弁護士を簡単に探すことができます。
無料相談窓口を設定している事務所も数多く掲載されているので、ぜひ参考にしてみてください。
逆ハラスメントって言葉もあるから気を付けてね
ここまで読んで「あ、わたしこのハラスメント上司にされてるから、言いつけてやろう!」という人もいるかもしれませんね。いや、いるはず。いるでしょう?画面の前のあなたのことですよ!!
世の中にこれだけのハラスメントが生まれ、あちこちで問題だなんだと言われて、管理職や部下を持つ人たちもタジタジです。
若者のなかには「ハラスメントといえば勝てる」みたいな軽率な考えから、軽はずみに挑発的な言動をする人もいるほど・・・
が、じつはハラスメントは部下から上司へも成立するのですよ。
逆ハラ・逆ハラスメント・逆パワハラなどなど、いくつか呼び名はありますが成立します。
参考:労働問題弁護士ガイド
実際に部下が上司に対するハラスメント(嫌がらせ・圧迫)を行ったことで訴えられ、成立した事例もあるほどです。状況はいろいろありますが、例えば次のような環境。
・パートやバイトのほうが、正社員である上司よりキャリアが長く仕事に詳しい
・上司より分野的に部下の方が知識・技術が豊富
・ハラスメントを盾に高圧的に接する
など。
上司が部下の心身に不快感を与えれば『ハラスメント』と言われるように、部下が上司に不快感や圧力を与える言動をすれば『逆ハラスメント』と言われます。
ハラスメントが部下の特権ではないことは、頭の片隅にでも置いておきましょう(ーー;)
うざいほどにハラスメントが増え続ける理由
こういう情報を調べている方のなかには
世の中ハラスメントハラスメントうぜぇ!!
と思っている人も多いと思います。
パワハラやセクハラはともかく、なぜこんなにハラスメントが量産されているか。それは「個人の感性の好き嫌い」で決めているからです。本来ハラスメントとは「立場や性別を利用した意図的な嫌がらせ」であり、好き嫌いの問題ではありません。
それが現在では「受け手が嫌だと感じればハラスメント」とかいう訳のわからない定義を政府が定めています。人間の価値観なんて千差万別で、相手からされることが自分にとって都合がよくない場面などいくらでもあるでしょう。
その都度ハラスメントだ!と言ってマスコミやSNSで面白半分に拡散するから、うざいほどにハラスメントが量産されているんです。
ようは自分のしてほしいこと、してほしくないことは相手が察してくれて当然だ!みたいな価値観を当たり前のように持っているってことですね。
世の中が便利になり過ぎた悪影響で、他人に対する認識や思い遣りが薄れてしまった人は多い気がします。
さいごに
なんでもかんでも「○○ハラです!」とかいってる暇あるなら、自分で解決するための行動なり、術なり身に着けようよとか正直思います。世の「他人は自分が不快に感じることを全部察してくれて当然」みたいな雰囲気、Dは苦手です。王様じゃあるまいし。
企業・家庭・学校というコミュニティや組織で、上下関係が発生する以上、そうした不快な感情を抱くこともあるでしょう。それが正しい人間関係であり、コミュニケーションです。人との関わりで楽しい、嬉しいところだけを味わいたいというのは、都合よく考えすぎだと思います。
これらの問題って被害者に一切の落ち度はないように捉えられがちですが…。実際はそうとも限らないんじゃないですかね。安全すぎる日本という国にいるからこそ、平和ボケしているだけです。
全てが全て、自分の都合よく回るなんてことはありません。
人種や宗教的な差別は法律として守る必要性もあるかもしれませんが、ある程度の不快な発言なり行動は自分で避けるなり、受け流すなりの術を身に着けるべきではないでしょうか。
それも社会勉強であり、人間同士のコミュニケーションの一環です。
社会のコミュニケーション能力不足は、そうした負の感情を与える要因をなんでも法律で制限してしまうという方向性も、起因の1つだとDは思います。
補足
基本的にDは会社の飲み会は断ってました。体力的に次の日の仕事に差し支えるのと、個人成績主義の会社で社内営業する理由も不明だったからです。
体力つければいいじゃんとなるんですが、どうにも生まれつき身体弱いらしいんですよ。鍛えると、それで体調を崩し数日動けなくなります。ただその分、意見や言動はかなりはっきりしてる方だと思います!
一緒にこちらの記事もどうぞ!