毎日カップラーメン食べてるけど、健康的に大丈夫…?
簡単に作れて、お値段も安くておいしいカップラーメン。
とくに忙しい独身の人は積極的に食べちゃいますよね。
カップヌードル!
ごつ盛り!
ラ王!
などなど…
でもカップラーメンと言えば昔から「身体に悪い」というイメージが強い食べ物です。
カップ麺が好きだから毎日食べたい!という気持ちも分かりますが、健康が気になるなら食生活を見直した方が良いかもしれません。
ということで、当記事では下記の疑問を解消いたします!
▼なぜ毎日カップ麺を食べると身体に悪いの?
▼毎日カップラーメンを食べるとどうなるの?
▼少しでも安全にカップラーメンを食べる方法は?
毎日カップラーメンを食べると身体に悪い理由
はじめにカップラーメンが身体に悪いと言われる理由は下記の3つです。
塩分量が多い
基本的にカップラーメンには多くの塩分が含まれています。
厚生労働省の「日本人の食事摂取基準2020年版」では、1日あたりの摂取塩分基準量は成人男性7.5g未満、女性6.5g未満。日本高血圧学会では1日6gを推奨。WHOに至っては5gを推奨しています。
この数値に対しカップラーメンには、5~7gの塩分が含まれているんです。
参考までに代表的なカップラーメンの塩分量をまとめてみました。
製品名 | 全体 | 麺・かやく | スープ |
カップヌードル(ノーマル) | 4.9g | ||
ごつ盛り(コーン味噌) | 6.8g | 1.7g | 5.1g |
ラ王(担々麵) | 6.9g | 2.4g | 4.5g |
1つで上記の塩分量が含まれているので、他の食事も含めると推奨されている塩分量は軽くオーバーしてしまいますね。ただ塩分の大半はスープです。スープを飲まなければ塩分の過剰摂取は回避できます。
添加物が多い
カップラーメンは味と保存性を両立するために、さまざまな食品添加物が使われています。あのジャンキーな味は添加物によって引き出されているわけですね。
人工的に作られた味や食品って、基本的に身体や臓器に負担を与えることが多いんですよね。
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カップラーメンは主食ではなくスナックなど、たまに食べることを想定されて作られている食品ですからね。普通のラーメンも毎日食べるのは体によくないです。
フライ麺を使っている
カップラーメンの麺は油で揚げた「フライ麺」を使っている製品が多いです。
フライ麺の油が空気触れて酸化すると、身体に悪影響を与える過酸化脂質になってしまうことがあります。食事から摂取する分には問題ないとは言われていますが、健康にいいものではありません。
近頃では麺を油で揚げない「ノンフライ麺」を使ったカップラーメンも増えてきています。
毎日カップラーメンを食べるとどんなリスクがある?
カップラーメンを毎日食べていると、体質によっては不具合や不調を及ぼす可能性があります。
また他の食事で栄養バランスを整えなければ、肥満や高血圧などにも繋がるかもしれません。
まずはカップラーメンを毎日食べることで陥る可能性が高い症状について触れておきましょう。
動脈硬化や高血圧になりやすい
塩分の過剰摂取から高血圧や動脈硬化になるリスクが高いです。
また体内の塩分量が増えれば、水分摂取量も増えます。
下痢や便秘になりやすい
フライ麺の油や各種食品添加物を過剰に摂取すると、胃腸や消化機能に負担を与え下痢や便秘・胃痛に悩まされる可能性が高くなります。
ニキビやむくみが出やすくなる
カップラーメンを毎日食べていると、高脂質・高塩分のWパンチから、ニキビやむくみに悩まされる可能性が高いです。
カップ麺は栄養バランス的にもビタミンが足りません。そのため皮脂の過剰分泌からニキビができやすくなります。また塩分は水分を溜め込む性質があるため、朝のむくみもひどくなるでしょう。
ポテチを食べ過ぎた翌日とかも、身体のむくみひどくなりますよね
栄養失調になる可能性がある
カップラーメンの栄養素は炭水化物が大半を占めています。ビタミンやカルシウムなども多少含まれていますが、微々たるものです。
カップ麺やおにぎりだけで食事を済ませていると、栄養の偏りや栄養失調状態になる可能性があります。野菜やサプリなどで栄養面をカバーするようにしましょう。
太る可能性が高い
炭水化物と塩分が大半を占めるカップラーメンだけでは、栄養の偏りから太りやすくなります。とくにビタミンやミネラルなど、健康維持のためには欠かせない栄養素も足りなくなるため、貧血や疲れやすさなどの症状が出るリスクもあるでしょう。
でもカップラーメンが大好きでやめられない!安全に食べる方法はないの?
食べ方に気を付ければ、低リスクで食べられますよ!
カップラーメンを安全に食べる7つの方法
何かと危険物扱いされているカップラーメン。でも美味しいのは誰もが認める事実。何とか安全に食べる方法はないものでしょうか。
毎日食べるのを避ける
食べる頻度を2~3日に1度にするだけでも、身体への負担は少なくなります。前提としてカップラーメンは「毎日食べる」から問題なのであって、たまに食べる分には心配ありません。
野菜と一緒に食べる
1食カップラーメンのみだと、どう頑張っても栄養が偏ります。サラダなどと一緒に食べれば、栄養バランスを整えることが可能です。また順番としてサラダを先に食べておけば、血糖値の上昇や胃腸への負担も軽減できます。
サプリメントで栄養バランスを取る
野菜が嫌いなんだ!サラダを食べる時間がない!という方はサプリメントで代用しましょう。ビタミンやミネラルなど、各種サプリを飲むことで栄養の補助ができます。また時間をかけず摂取できるため、忙しいビジネスマンにもおすすめです。
スープを飲まない
カップラーメンに含まれる塩分量は3分の2がスープです。スープを全て飲まなければ、塩分量はかなり抑えられます。
これまでスープを飲み干していた方は、スープを残すところからスタートしてみてはいかがでしょう。
糖質オフ・ノンフライ麺・減塩タイプを選ぶ
健康志向を取り入れたカップラーメンもおすすめです。ノンフライ麺や減塩仕様の商品であれば、通常のカップラーメンに比べて塩分摂取量が抑えられます。
適度な運動をする
カップラーメンは容量に反して、意外と高カロリーです。過剰摂取になりがちな塩分を消費するためにも、適度な運動はカップラーメンを健康的に楽しむ方法のひとつ。
食後に30分程度のウォーキングをするなど、低負荷な有酸素運動がおすすめです。
定期的に健康診断を受ける
カップラーメンに限りませんが、年1回程度の健康診断を受けるようにしましょう。会社員であれば毎年の定期健康診断があるので問題ありません。
でもフリーランスや個人事業主は自費で申し込まないダメですよね。意外と内臓に負担がかかっている可能性もあるので、最低でも2年に1度くらいは健康診断を受けておいた方がいいでしょう。
といいつつ、管理人は6~7年くらい受けてません(そろそろ怖い)
まとめ
カップラーメンやカップ焼きそばがおいしいのは、誰もが認める真実です。でも毎日食べるのが健康に良くないこともまた事実。少しでも安全に食事を楽しむためにも、全体の栄養バランスを考えながらジャンクフードを嗜みましょうね。