マクドナルドが大好きで毎日食べたいけど、やっぱり太るかな…?
マックってたまに無性に食べたくなりますよね。毎日マックだけでもいいのに!という人もいるほど…でもそこで気になるのが体重や健康問題です。
毎日マックを食べてたら激太りした!なんて情報もあって、我慢をしている人も多いでしょう。
そこで当記事では毎日マクドナルドを食べると太るのか、太らない食べ方はないのかについて解説します。毎日マックを健康的に食べたいと思っている方は、ぜひ最後まで読んでみてください!
毎日マクドナルド(マック)を食べると太るのか?
結論から言って、毎日マックを食べるだけで太る可能性は低いです。毎日マックを食べるといっても、何をどれだけの量食べるかで変わってきます。
人間の体は余分なカロリーを蓄えることで太ったり痩せたりするわけなので、摂取カロリーが消費カロリーを上回っていなければ、太る心配はほとんどありません。ただし食べる時間帯や食後の行動によっては消費されず蓄えられることもあるため、注意は必要です。
なんやかんや言っても、油と炭水化物が大半を占めていますからね(;^_^A
毎日マクドナルド(マック)を食べて激太りしたレポートはあるが…
アメリカのドキュメント番組「スーパーサイズ・ミー」では、1カ月毎日マックを食べるとどうなるのか?という企画を立てて、実際に放送しています。
何でも「肥満になったのはファーストフード、マクドナルドを食べ続けたせいだ!」とマクドナルドが訴えられた事案を取り上げたそうな。こちらの訴えは肥満とマックの関係性を証明できず棄却されています。
「スーパーサイズ・ミー」の具体的な内容は1カ月間、毎日3食全てマックを食べるというハードルール。普通に考えてファーストフードだけで健康バランス整えるのって不可能に近いと思う。
加えて下記の縛りもあり。
▼食事はマクドナルド製品のみ
▼飲料も含めてマクドナルドのみ
▼全メニュー必ず1度は食べること
▼毎日3食必ず食べること
※因みにスーパーはLサイズよりひとつ大きいサイズ。
上記のルールを1カ月3食毎日続けて、健康に問題がないのか調べる企画です。医師や栄養士が常駐し、常に健康状態をチェックしながら進行していきます。しかし、開始5日目にして体重は4.2キロ増加。し、2週間ほど経ったころには医師から中止したほうがいいという声も上がり始めます。
さらに実験を続けていくと、本格的にドクターストップ。肝臓がダメージを受けている、コレステロール値も高い、このまま続けると命の保証はできないとまで言われました。それでも実験を継続し30日をクリアしましたが…結果は下記の通り。
体脂肪:11%から18%
心不全・心臓病のリスク:2倍
コレステロール:6.5ポイント上昇
その他:情緒不安定・気分の落ち込み・疲労感・性生活の減少
さらに1度食べるともっと食べたくなる中毒性に加えて、マックを食べないと頭痛が起こるほどの依存性が見られたそうです。医師曰く、この実験で変化した数値が実験をやめることで元に戻るかは未知数とのこと。戻るとしても時間はかかるでしょう。
今回の「スーパーサイズ・ミー」での体を張った企画兼人体実験によって「マック(マクドナルド)は体に悪い」ということが証明されました。番組のためだとしても本気で危険な企画だなと思いましたね。
ちなみに「スーパーサイズ・ミー」の日本語字幕版はAmazonプライムで観ることができます。
マック(マクドナルド)を毎日食べて健康な人もいる
「スーパーサイズ・ミー」では「マックは身体に悪い!」と結論付けられましたが、まず食べるルール的に色々無理があると思うんですよね。カロリー計算無視でスーパーサイズ食べてれば、ほかの食品でも太るでしょう。
実際、ビッグマックを50年間毎日食べ続けてギネスに登録されているDonald Gorske(ドナルド・ゴースク)氏は、血糖値やコレステロール値などに問題はなく至って健康とのこと。彼は「スーパーサイズ・ミー」にもゲスト出演しており、1日2個(最高9個)のビッグマックを食べているそうな。
Donald Gorske(ドナルド・ゴースク)氏が毎日マックを食べているにも関わらず、健康体であるのはやはり食べる量だと管理人は考えています。彼は毎日2個のビッグマックを食べているものの、サイドメニューは頼まないそうです。
Donald Gorske氏の1日2つが1食でなのか、2食でなのかは不明ですが「スーパーサイズ・ミー」でのコメントを見ると、1食で2個だと予想されます。
ということは残りの2食で他の栄養素を十分に摂取しており、適度な日常運動を行っているのであれば、50年間毎日ビッグマックを食べていても、健康を維持するのは難しくないでしょう。
「スーパーサイズミー」はカロリー無視、マック以外の食べ物・飲み物禁止、サイズは聞かれたら必ず最大サイズという鬼のようなルールが問題なのです。
マックでなくとも体壊すと思う。
毎日マクドナルド(マック)を食べると太る3つの理由
世界のマクドナルド事情はともかく、毎日マクドナルド(マック)を食べると太る可能性が高いというのは間違いありません。ここから何も考えず、毎日マクドナルドを食べると太る3つの理由を解説します。
カロリーオーバー
ファーストフードは総じてカロリーが高いです。マック一番カロリーが低いバーガー商品は「ハンバーガー」なのですが、それでも256キロカロリーあります。
セットメニューを合わせると256+225+100=581キロカロリーになります。意外と低いじゃん!と思うかもしれませんが、これはあくまでハンバーガー+Sセットだった場合です。通常のセットの場合、ポテトはMサイズですし、ノーマルのハンバーガーを選ぶ人は少ないでしょう。
もしシェイクやアイス・アップルパイを追加すれば、200~300キロカロリーが追加される計算です。
一般的な成人男性で2500程度、女性なら2000前後が必要摂取カロリーになるため、1食で1035キロカロリーを摂取して他2食を食べる計算だと、高確率でカロリーオーバーとなります。
毎日10キロ走ったりしている人ならともかく、特別運動をしていない人ならお腹に蓄積されていく可能性は非常に高いと言えるでしょう。
栄養の偏り
カロリーオーバー+栄養が偏ると体はエネルギーをうまく使えず、脂肪として蓄積されやすくなります。マックのメニューは大半が脂質・脂肪・炭水化物で構成されているため、栄養が偏りやすく太りやすい食品と言えるでしょう。
運動でカロリーを消費しきれない
マックを食べる時間帯によっても、太りやすさは変わってきます。
朝や昼に食べれば残りの活動時間で多少カロリーを消費することも可能でしょう。しかし、夕飯代わりにマックを食べてしまうと、寝るまでにエネルギーを消費できず太る可能性が高いです。
夕飯は残りの活動量を考えても低カロリーな食事が望ましいですね。
毎日マクドナルド(マック)を食べても太らない人もいる
毎日マクドナルドを食べると太りやすい!と理屈で解説すると
私、毎日食べてるけど太らないわよ?運動もしてないし
というような人も必ず出てきます。実際、どんなに食べても太らない人っているんですよね。ただこれはもう体質によるところが大きいので理屈で説明できません。それを踏まえて食べても太らない理由は下記の2つが考えられます。
▼食べたものが栄養として吸収されにくい
太るってことは消費しきれない余分なエネルギーがあるわけなので、消費カロリーのほうを多くすれば太ることは基本的にありません。そして消費カロリーより摂取カロリーが多いのに太らない場合は、食べた後の体内での処理が通常とは異なるということになります。
例えば
▼栄養は吸収しているが脂肪が生成されないものを食べている(糖質制限とか)
前者は体質、後者は工夫ですね。でもマックのメニューは多量に糖質を含んでいるので、体質以外で過度に食べても太らないというのは考えにくいでしょう。
もしこれまでは普通に太っていたのに、何を食べても太らなくなったという場合は病気の可能性も考えられるため、1度病院で診察を受けることをおすすめします。
太らないマクドナルド(マック)の食べ方
いくつかのポイントを守っていれば、マックを毎日食べたとしても太らない性格を続けることができます。欲望のままに貪るのではなく、次のポイントを守りながら理性的に楽しみましょう。
1日のうち1食までにする
まずマックを食べるのは1日1食までにしましょう。カロリー的な目線で考えると、2食以上はカロリーオーバーまたは栄養偏りのリスクが高くなります。
食べるのは可能な限り朝またはお昼にしましょう。その後の活動時間が少ない夜は避けるのが無難です。
サイドメニューを食べない
マックで食事するときはセットが基本!と思っている方も多いともいますが、毎日食べるのならサイドメニューは外しておきましょう。バーガー単品2つまでが無難なラインと言えます。
バーガー2つでもビッグマックなら成人女性が1日に必要とするカロリーの半分です。ドリンクはお冷かお茶・コーヒーなど低カロリーなものをチョイス。ジュース系は思いのほかカロリーがあるので避けておきましょう。
カロリーを計算する
太らないために重要なのはカロリー計算です。自分の1日に消費する基礎消費カロリーや運動消費カロリーの目安を計算し、その数値を超えないように注意しましょう。
マックメニューのカロリーは公式サイトの栄養素表に全て記載されているので、注文前にカロリーを計算しておくといいでしょう。
他の食事で調整する
毎日マックを食べて太らないようにするには、他の食事バランスを整えることが重要です。夜は食後の活動がほとんどないため、低カロリーなもので済ませておくといいでしょう。
3食の合計カロリーが自身の1日の消費カロリーを上回っていなければOKです。ただし夜は身体が脂肪を蓄えやすい時間帯でもあるため、同じカロリー摂取でもマックを食べるのは朝か昼にすることをおすすめします。
生活に運動を取り入れる
日々の習慣に運動を取り入れれば、消費カロリーが増えるだけでなく筋肉量も増加するため、太りにくい体を作ることができます。
運動と言ってもジョギングやスポーツほど重負荷なものではなく、いつもより長めに歩くなどの簡単な運動でOKです。動く習慣を身に付けておくことが大切。
管理人はできてないんですけどね!
まとめ
毎日3食全てをマックにするのは絶対に体には悪いです。というか続けていればかなりの確率で病気になります。
安全に毎日マックを食べるなら、食べる量とメニュー・カロリー・他の食事とのバランスなどを総合的に考えて食べましょう。普段の食べ方さえ気を付ければ、太らず健康的にマックを食べ続けることができます。