ビックスクーターってダサイの?
バイク乗りの中では、アンチも多いビックスクーター。
世間一般的にはダサイと言われる場面も少なくありませんよね。
管理人も以前ビックスクーターに乗っていたので、気になって記事にしてみようと思いました。
ビックスクーターに興味がある方に向けて、下記のような疑問を解消します。
◎ビックスクーターの魅力は?
◎どんなビックスクーターが人気なの?
実際にビックスクーターを愛用していた経験も踏まえて、ビックスクーターの魅力や人気車種を詳しく解説します。
これからビックスクーターを購入しようか検討しているのであれば、ぜひ参考に役立ててくださいね。
ビッグスクーターはダサくない!
まずビックスクーターがダサイか否かですが、そもそも論個人の主観でしかありません。
もともとバイクはミッション車が標準だったのですが、途中からAT車が登場し現在に至ります。
バイク乗りはクラッチやアクセル操作等にロマンを感じる方が多く、それらが簡略化されたAT車に対しては否定的な方が多いのです。
実際、DはAT限定で中型二輪免許を取得しましたが教習所の実務教員も
AT車は好きじゃない
と言っていました。
つまりどんなバイクであろうと、ダサイと感じるかどうかは全て個人の価値観でしかないのです。
もしあなたがビックスクーターに乗りたいと思っているのであれば、他人からの評価を気にすることなく好きなバイクを選んでくださいね。
ビッグスクーターがダサいと言われる理由
ではなぜ、ビックスクーターがダサイと言われるのか。
個人の価値観や時代の流れによるところもあります。
ほかにもビックスクーターが流行った時代のライダーの品性が悪かったのも一因でしょう。
現代でもLEDや電飾で派手に改造を施し、爆音を立てて走っているバイクいますよね。
たまに見かける近所迷惑を顧みない方々です。
ああいった自己顕示欲を満たすライダーのせいで、ビックスクーターに対してマイナスな印象を抱いた人も少なくないのでしょう。
タバコのマナーでもそうですが、8割9割の人が守っていても、1割のマナー違反者がいれば喫煙者全体に対してマイナスの印象を与えてしまいますよね。ビックスクーターも同じです。
つまり一部のお馬鹿さん達のせい。
今でもビックスクーターをかっこいいと思っているライダーはいますし、AT車とMT車両方を愛用している人もいます。
乗って感じたビッグスクーターの魅力3つ
Dは以前マジェスティC 250に乗っていました。
現在は乗り換えて、バーグマン125fiに乗っていますが…250CCは250CCで楽しかったです。
そこで管理人が実際にビックスクーターに乗ってきて感じた3つの魅力を紹介します。
運転が楽
ビックスクーターは、シート部分がフラットで柔らかくなっています。
そのため、座っているだけでもかなり楽に感じます。
AT車でクラッチ操作が不要なため、右手のアクセル操作だけで運転も簡単。
基本は原付と変わらないのでステップアップした際にも、早く運転に慣れることができます。
しかも足元はボディに守られるので雨風を防げ、車種によっては風よけ機能も高いです。
外装をカスタマイズしやすいと言う点も魅力の1つとして感じました。
荷物がたくさん積める
DがMT車に興味を持てなかった理由は、街乗り用として荷物を積むのが難しいからです。
バイクに対して第一に求めるのは、あくまで利便性でした。
その点で見るとMTバイクは荷物の積載能力が低く、最初から選択肢としてなかったんです。
ビックスクーターはメットインなど積載能力が高く、買い出しなどでも非常に重宝していました。
サブヘルメットを携帯できる
MTバイクは積載能力が低いため、ヘルメットを収納するにはキャリアボックスが必須となります。
その点、ビックスクーターはメットインが広い車種多いです。
フルフェイスのヘルメットでも問題なく収納することができます。
さらにキャリアボックスをつければ、2人乗り用のサブヘルも携帯できてしまうのです。
友達と2人乗りを頻繁にする人なら、サブヘルを常に持ち歩けるのは魅力の1つではないでしょうか。
管理人はぼっちなので持ち歩く事はありませんでしたが。
人気のビッグスクーター3選
輸入車などを含めれば実に様々な種類があるビックスクーター。
とはいえ、現在でも人気がある車種はある程度限られています。
ちなみに管理人が載っているのは、バーグマン125fiでインド産の輸入車です。
ここでは国内で人気のビックスクーターをご紹介します。
マジェスティ
引用元:YAMAHA公式サイト
ビックスクーターブームの火種となったのが、YAMAHAYAMAHAのマジェスティです。無骨なデザインと豊富な収納力が魅力で、主に男性から人気を集めています。
元々は無印のマジェスティから始まり
◎カスタム仕様のマジェスティC
など、多彩なモデルが販売されてきました。
現在は250 CCから125 CCにモデルチェンジしたマジェスティSやNMAXが現行という扱いです。
なおマジェスティの250 CCは2017年に生産を終了。時代的に大型の250 CCより小回りの利く125 CCの需要が高くなってきたためです。
フォルツァ
引用元:HONDA公式サイト
マジェスティと並んで人気が高いのが、HONDAのフォルツァです。
マジェスティと比べてスタイリッシュなデザインが特徴で、それでありながら収納力は豊富。
スクーターでありながらギアチェンジモデルもある優れもの。
ビッグスクーター市場でも人気を集めています。
国内では250 CCが現行車種として販売。欧州向けでは125 CC、750 CC、350 CCなど幅広い排気量のモデルが販売されています。
マグザム
引用元:バイクブロス
新幹線のような流線形が特徴的なヤマハのマグザム。
ロングでゆったりしたボディは二人乗りもしやすく、ビッグスクーター時代に愛された1台です。
2017年に生産終了しましたが、中古市場では問題なく入手することができます。
ビッグスクーターが衰退した理由
2000年初期には爆発的な人気を誇っていたビッグスクーター。
なぜ現代では乗り手が少なくなってしまったのか。
じつは明確な理由があります。
250CC以上のビッグスクーターが衰退した理由は主に下記の4つです。
◎250CCはボディが大きく駐輪場が少ない
◎ボディが大きいため小回りが利かない
◎価格が高い
◎125CCのPCXの登場
ホンダのPCXは250CCよりサイズが小さく、デザインもカッコいい。
250㏄と比べて小型でマンションなどの駐輪場でも停められて小回りが利き、さらに価格も安い。
積載能力以外で250CCを選ぶ理由がなくなってしまったんですよね。
だから現代でスクーターに乗っている人は125CCが多いんです。
一方で250CCの中古価格はビックリするくらい安くなってます。
Dは以前のマジェスティC、個人売買で10万で買って4年乗りました
乗る人が少ない現代だからこそ、あえて250CCを選ぶというのもコアな乗り方だと思います。
まとめ
ビッグスクーターは2000年代初期に爆発的な人気を集めていました。
現在はバイク・車離れも進んでおり、乗る人が少なくなっているのも事実です。
しかし、ビッグスクーターにはビッグスクーターの魅力があります。
ダサい・かっこいいというのは、各個人が判断する価値観でしかありません。
あなたがビッグスクーターに乗りたい!
と思っているのであれば、ぜひ気に入ったバイクを購入してみてください。
ちなみに管理人が250CCから125CCに乗り換えたのは、250CC以上を停められる駐輪場がめちゃ少ないからです。