はーい、Dでーす!
世間では格安SIMや格安スマホが浸透してきて、au・ドコモ・ソフトバンクの3キャリアのプランが高すぎると不満をぶつけられていますね。
まあ、あれはビジネスモデルがそもそも違うので仕方ないでしょう。
どうがんばっても、サーバー維持や人件費やらの面から、3キャリアが格安SIMと同等まで安くすることはできないんですよ。
その分保障やらサービスは充実させていますが、それも格安SIM運営側が対応しだしたら、もっと厳しくなるでしょうね。
さて、格安SIMについては「mineoの格安SIMはauのiPhone5/iPad mini3でも使えるか試してみた」の記事で解説したんですが、そもそもSIMカードって何に使うんじゃい!という人もいるかもしれません。いやいるでしょう。
そこで今回は、超基本的なスマホやタブレットとSIMカードの関係性について紹介したいと思います。
あ、あとDも4月に格安SIMに乗り換えます!!タブレットは無理だけど。
それじゃ、いってみましょう。
■スマホに入ってる2つのカード
スマホに入れるカードは主に2種類あります。
SIMカードとSDカードです。
SDカードはスマホに保存したデータを移動させたり、バックアップを取るために入れるカードです。
スマホ本体だけでもデータやアプリの保存はできますが、あまりファイルを入れ過ぎると本体に負荷がかかり、処理速度が重くなってしまいます。
そんなときに余分なデータをSDカードに移すことで、本体の速度を向上させられるんです。
iPhoneにはSDカードを入れる場所が昔からありません。まあ、大容量の端末を販売するための戦略でしょうね。
で、もう1つがSIMカード。
SIMカードには、そのスマホの電話番号やメールアドレスなどの基本的な個人情報が入っています。
SIMがなければスマホで電話をかけたり、メールを送ったりすることもできません。
(メールは契約会社のアドレス以外からなら、Wi-Fiを使えば送れます)
だからSIMカードを今使っているスマホから別のスマホに入れ替えれば、電話番号・アドレスをそのまま新しい方のスマホで使うことができます。
ただしアドレス帳とかは本体・SDカードに保存されるので、移す作業が必要です。
格安SIMに乗り換えるというのは、3キャリアとの契約(電話番号・メールアドレス)を解除して、新たに格安SIM運営会社と契約するという意味になります。
新しい格安SIMには、キャリア固定のアドレス(ezweb.ne.jpなど)を引き継ぐことはできませんが、電話番号はMVNOというサービスを利用すればそのまま継続可能です。
◆SIMカードのサイズと種類
SIMカードには
・標準SIM
・micro SIM
・nano SIM
この3種類があります。
格安SIMに変える場合は、自分のスマホがどのサイズのSIMカードか、しっかりと確認しておくようにしましょう。
間違っていると後々面倒くさいことになります。
■タブレットモデルについて
タブレットには2つのタイプがあります。
Wi-Fiモデルとcellular(セルラー)モデルです
。
Wi-Fiモデルというのは、自宅やオフィスなどWi-Fiが繋がっている場所でしかネットに接続できないタイプです。SIMカードを入れることはできません。
だから外で使う場合は、WiMAXなどのモバイルルーターを持ち歩く必要があります。
このモバイルルーターの方にSIMカードが入っているため、その電波をWi-Fi端末で拾って繋ぐのです。
Cellularモデルは本体にSIMカードが入っており、各会社の回線が繋がっているところならどこからでもネットが利用できます。つまり、圏外にならずアンテナが立ってればOKです。
スマホはiPhone・アンドロイド共にcellularモデルしかありません。
タブレットの方にWi-Fiとcellularがあって、cellularモデルのほうが価格も高くなります。SIMカードさえあればどこでも使えるので。
■利用料金はSIMカード会社で決まる
通話・通信料などの情報は全てSIMカードに入っているので、料金もSIMカード提供会社によって決定します。
ちまたで”格安SIMはどこの会社がいいの?”という質問が多いのはそのためですね。
因みにどこがいいのかについては、使用環境や目的・条件などによって違ってくるので一概にはいえません。どこの会社も一長一短です。
料金は電話機能付きだと平均2000~3500円くらい。
データ通信(ネットのみ)だと1000円~3000円前後が平均でしょう。
3キャリアは電話機能付でも定額料金やらなんやらついて、最低でも5000円はいくでしょうから、確実に安くはなります。
実際に格安SIMをどうやって購入して、運用していくかについては「mineoの格安SIMはauのiPhone5/iPad mini3でも使えるか試してみた」で解説しているので、参考にしてみてください。