食べ放題に来たけど、思ったより多くて頼んだ分が食べきれない…どうしよう。そんな状況に陥ってはいませんか?
管理人も先日牛角でやっちゃいました。単純に申し訳ない気持ちに加えて「違約金や罰金がかかるのかどうか…」という不安とか、色々考えますよね。
とりあえず違約金とかはかからなかったです。
食べ放題で食べきれないときの対処方法2つ
食べ放題で料理を頼んだ後、食べきれなくなったときの基本的な対処方法は下記の通りです。
素直に謝る
まずは店員を呼んで「すいません。食べきれなくなっちゃって…どうしたらいいですか?」と素直に謝罪して相談してみましょう。
違約金が発生するなら払う、そのままでと言われたらお会計へ…が基本的な流れです。
大体の場合は「そのまま残して大丈夫ですよ」と言われると思いますが、どちらにせよ謝罪の気持ちをしっかり伝えることが重要。
テイクアウトできないか聞いてみる
食べ放題の内容にもよりますが、食べ残した分をテイクアウトできないか確認してみましょう。
食べ放題を残すと違約金が発生する?
食べ放題を行っている店舗のメニューを見ると「残された方には違約金をお支払い頂きます」的な文言が高確率で書かれています。もちろん管理人が行った「牛角」でも、同じ文言がありました。
でも、管理人は牛角で違約金などは発生しませんでした。
じゃあ食べ放題で残しても大丈夫なのね!
いや、実際は店によると思う
食べ放題で残してしまったとき、本当に違約金が発生するかは店舗によると思います。というか個人的には違約金があっていいと思う。
食べ放題は本来「人によって満足する量が違うから、一律料金で満足するまで食べられます!」という目的で用意されたシステム。
それを「食べ放題のお金を払ってるんだから、料理を残そうとどうしようと自分たちの自由」みたいな勘違いをする人がいるから、こうした圧力をかけないといけなくなったんです。
食べ放題で残さないようにする方法3選
食べ放題はとても便利なシステムですが、できることなら残さないようにしたいもの。
料理や食材が無駄になり、食事を作ってくれた人にも不快感を与えてしまうでしょう。
そこで食べ放題で残さないようにする方法を紹介します。
5品程度で注文を一旦止める
注文式の食べ放題では、料理の注文から到着までにタイムラグがあります。食べ放題では、この待ち時間が曲者です。
人間の満腹中枢は食べて概ね20分程度経ってから脳に伝達されるため、まだまだ食べられると思ってたくさん注文したら、料理を待っているうちに満腹に…なんてことにもなりかねません。
こうした状況を避けるためにも料理が全て出揃うまで、最初は5品程度で注文を止めておくようにしましょう。
2品ずつ注文する
慎重に食べ放題を楽しみたい場合は、1度に注文する品数を2つずつにするのもおすすめです。
2品を食べ終わりかけてから新たに2品注文という手順を繰り返していけば、たくさんの量を残す可能性はほぼゼロになります。
ただ食べ放題は時間制限が設けられていることが多いため、よりたくさん食べたい!という人は3品ずつに変更してもOKです。逆に2品でも不安なら1品ずつ注文するのもあり。
注文済みの料理が全て揃うまで待つ
時間制限を意識しすぎて、何を注文したのか分からなくなったときが一番危険です。
注文が重複していたり、満腹になったのにまだ料理が出てきたり…管理人もこれで残してしまうことになりました。
食べ放題店ではタブレットによる注文を行っているケースが多く、注文履歴や到着済みの料理などもタブレットで確認できます。改めて注文を行う前に、前に頼んだ料理が全て出揃っているかを確認するようにしましょう。
食べ放題には2種類ある
食べ放題には大きく分けて「注文し放題」と「取り放題(ビュッフェ式)」の2種類があります。一般的に残しやすいのは前者の注文し放題形式です。
注文し放題形式
予め決められた時間中、メニュー内の料理が注文し放題になるシステム。
取り放題形式(ビュッフェ・バイキング)
用意された大皿から好きな料理を取っていく食べ放題システム。
食べる量が自分で調整できるため、食べ残しになりにくくタイムロスも少ない食べ放題です。
近年は新型コロナの影響などから実施するお店が少なくなっています。
1皿あたりの量を自分で調整できない食べ放題の場合は、注文のし過ぎにくれぐれも注意してくださいね。
食べ放題で残す人の心理
食べ放題で料理を残す人には大きく分けて3つのタイプがいます。
元を取ろうとして自滅するタイプ
食べ放題に多いのが「元を取ろうとして食べまくるタイプ」です。
気持ちは分かりますが、食べきれなければ意味がありません。自分の許容量を管理しながら、適度な量を随時注文するようにしましょう。
残す前提で注文するタイプ
食べきれない前提で大量に注文するタイプ。
お金を払っているんだから残してもいいという価値観でいるため、飲食店側としてはあまり来てほしくない部類の人です。罰金や違約金は主にこのタイプに対する対策として設けられています。
注文した量が把握できていないタイプ
連続して注文しすぎて、どれだけ未着の料理があるのか把握できていないタイプ。勢いに任せて注文しているため、途中で取り消しができないことを嘆きます。管理人も嘆いていました…。
食べ放題で料理を残すのはマナー違反?
一般的に飲食店で料理を残すことに対しては、マナー違反という人とお金を払ってるのだからマナー違反ではないという層に分かれます。
もちろん1皿あたりの量が多く、そもそもの許容量を超えているとか不味くて食べられないというのなら、残してしまうのも仕方ないでしょう。ですが「お金を払っているからマナー違反ではない」というのは疑問が残りますね。
正論とか理屈とかで物事を通そうとする人の心理としては「法的に問題ない」「理屈的に問題がない」という思考が中心になっているんですよね。これも一理はあります。
ただマナーは理屈や法的に云々ではなく「行儀作法」とか「礼儀」の意味を表わす言葉ですので、お金を払っているから残してもOKってのはちょっと違うと思うんですよね。まあマナーという考えが古いとか言い出されたら終わりですけど。
まとめ
食べ放題で残すという状況は可能限り避けるべき状況なのは間違いありません。金銭を払っていようと食材や人の労力を粗末に扱うことに変わりはないのですから。
体調を崩してまで食べきらなければならないというものではありませんが、自分で量を調整できる食べ放題で残すのはマナー違反と言われても仕方ない部分が多いです。
マナーや礼儀を持ちながら、気持ちよく食べ放題を楽しみましょう。
与えられるのが当たり前だから、社会ルールに則って対価であるお金さえ払えばあとは自由。感謝とか礼儀とか関係ない。筋は通してるし文句はないよね。というようなイメージです。
両親などに色々当たり前に与えられて育った人にはこういうタイプが多いような気がします。あくまで個人的な感覚ですけど。