ども、Dでございます。
近頃2年縛りの終了時期や、ガラケーからスマホに移行しようという方のご相談をよく聴いています。
そこでDはこのように囁くのです。
ねーねーそこのお兄さん、どうせなら格安SIMにしない?と。
まあ別にDに得はないんですけどね。
でも意外と「格安SIMってなんじゃこらあああ!」と返されることが多いので、格安SIMがどんなものか知らない人もいる印象があります。
最近よく電車の広告や、フェイスブックの広告とかにも出てますけど、実際はややこしくて放置している人が多いようですね。
あと格安SIMは知ってるけど、iPhoneはSIMフリーかDoCoMo端末しか使えないんでしょ?というところで諦めてる人もちらほら。
結論からいえば、auのiPhoneでも格安SIMは使えます。
なので、今回はDが実際に格安SIMの「mineo」で手持ちのiPhoneやiPad、Android端末を使って接続するまでをご紹介したいと思うのです。
興味はあるけど運用までの手順が分からないから不安、という人も多いでしょうし。
■格安SIMの種類
まず格安SIMについて簡単な概要から…
といってもここは他のサイトでもたくさん情報があると思うので、基本的なところだけご紹介します。
まず格安SIMの種類は”au回線”と”ドコモ回線”の2つ。
ソフトバンク回線の格安SIMは2016年1月現在まだありません。
この種類とは、格安SIMの管理会社がau・ドコモのどちらの回線を使って通信しているかを意味します。
基本的に異なるキャリアの端末(スマホや携帯本体)と回線では格安SIMを利用することはできません。
つまり
au回線の格安SIMをドコモやソフトバンクの端末に入れても使えません。
au端末かシムフリーと呼ばれる、どの回線のSIMカードでも使える端末のみです。
ドコモも同じ。
それぞれの回線別の会社名は以下の表の通りです。
mineoのみ、契約時にau回線かドコモ回線のどちらを使うか選択することになります。
1度契約して途中から変更とかはできないのでご注意ください。
また2015年5月から義務化した「SIMロック解除」をすれば、ドコモのスマホをau回線のSIMカードで運用できるようになります。
が、その辺は今回割愛しましょう。ややこしくなりますので。
あんまり詳しく書くと初めての人は
各会社の特徴は?メリットは?結局どこが1番いいの?
などの混乱を招くようなので、とりあえず会社名だけ一覧表にしました。
各社の特徴は別のまとめサイトか、それぞれの公式HPに飛んで確かめてみてください。
基本的には価格に大きな差はありません。通信品質についても各社常に競争してるので、極端な差はないといえるでしょう。
その辺りがどうしても気になるなら、検討している会社の評判などを見ると参考になります。
あとは、それぞれが展開しているサービスのどれが使用環境に合っているかなので、これが1番!というのはありません。
ご自身がどのように運用したいかによって変わるからです。
大まかな解説はここまで。
次から本題のauのiPhoneやiPad、Androidの運用手順と通信の可否を紹介したいと思います。
■mineoのauプラン格安SIMでの運用準備
今回検討するのは以下の端末です。
1:iPhone5(au/iOS 9.2)
2:iPad mini3(au /iOS 9.2.1)
3:Android(au/URBANO L01/バージョン4.2.2)
一応iPhone6もあるのですが、iPad miniとiPhone5が可能であれば6も問題なく動くと思うので省きました。
その理由も後ほど。
で、用意したのは以下のような品々です。
・mineoのエントリーシート (プランはauの3GB)
・iPhone5
・iPad mini3
・URBANO L01
mineoのエントリーシートはAmazonにて1000円ほどで購入できます。
公式サイトからでも買えますが、3240円ほどするのでオススメはしません。商品は同じです。
こちらがエントリーパッケージ。これにはまだSIMカードは入っていません。
ちょっと汚れているのはご愛嬌。
アマゾンで注文するとまずはこいつが届きます。
中には手続きの手順と、個別エントリーコードが記載されています。
これを使ってSIMの注文するのですよ。
現状スマホを持っている人は、QRリーダーで読み込めばOK。
ない人はパソコンや携帯でアドレスにアクセスしましょう。
この時点でau回線・ドコモ回線のどちらか、プランはどうするかなどを決めます。
注文手続きが終わると大体1週間ほどで格安SIMカードが到着します。
因みにDはこの時に入力した自分の名前にミスがあって、運営会社であるケイ・オプティコム様よりご確認の電話をいただきましたよ!やったね!
到着したものがこちら。
個人情報のある部分を切り抜いてるので、若干見にくいですがご勘弁くださいませ。
ここでシンキングタイムだ!!
大きい方と小さい方、どちらにSIMが入っているでしょう?
……OK?答えは決まった?ファイナルアンサー?
では正解を見ていきましょう。
まずは小さい方!
さて、中身は…
契約通知書でした!これ以外は何も入っておりません。
じゃあ大きい方には…。
プチプチに守られた分厚い書類の数々。
こちらにガイドブックと格安SIMカード様が入っておられました!
当たった人、おめでとう!
あなたには景品として「当たった」という喜びと達成感をプレゼントします!
これがmineoのSIMカードです。
■Androidに格安SIMを挿入
それじゃさっそく、端末に入れて無事つながるが試してみましょう。
まずはAndroid(4.2.2)のURBANO L01から。
Android端末のSIMカードの入れ方は端末によりけりですが、基本はバックカバーとバッテリーを外して挿入します。
iPhoneはピンを刺してSIMトレーを引っ張り出しますが、それは後ほど。
URBANO L01のSIMカード挿入トレーはここ。
いざ、装着!
Androidは格安SIMを挿入しただけじゃ使えなくて、そこはガイドマニュアルに沿って設定を進めていきます。
さて、どうだろうか。
はい、無事つながりました。
設定方法については付属のマニュアルを見れば誰でもできるので、ご心配なく。
■iPhone5/iPad mini3に格安SIMを挿入
次はいよいよ、多くの人が気にしているであろうauのiPhone5とiPad mini3です。
因みにiPhone5はmineoの動作確認対象外となっています。
なお、SIMカードはこんな感じでピンを刺して挿入。
ピンを刺す穴はiPhoneやiPadのシリーズによってもまちまちです。
そしてiOSであるiPhoneやiPadで格安SIMを使う場合、mineoが提供しているプロファイルをインストールする必要があるので注意しましょう。
プロファイルについてはこちらのページから。
“何か難しそう”とか思われるかもしれませんが、基本的にアプリのインストールと同じです。
上のページでインストールの手続きをすると以下のような表示が出ます。
これが出たら右上にある「インストール」を押すべし。
これでプロファイルのインストールは完了です。
まずはSIMトレーに格安SIMをセット。
iOSの場合はAndroidと違って、通信可能なSIMであれば挿入した瞬間自動的に電波を拾います。
iPad mini3は問題なくLTEを掴みました。
iPhone5(au/iOS 9.2)もこの通り。
とりあえず、iOS9以降のiPhone5やiPad mini3でも、mineoは問題なくつなげるということが分かりました。
動作確認対象外にはなっていますが、iPhone5も利用可能でした。
ですが、全てのiPhone5でできるかどうかは不明なのであしからず。
またiPhone5cなどは不可らしく、その辺りはmineoの動作確認端末一覧を見てもらった方が早いと思います。
■補足
因みにプロファイルをインストールせずにやろうとすると、こんなのになるのでご注意ください。
で、なぜiPhone6も試さなかったのかというとですね。
iPhone6(ios 9.2 au)でも問題なく使えました!
この格安SIM運用のためにインストールしたプロファイル、元々のSIMカードが使えなくなるという欠点がございまして…。
Dは実験用も兼ねてインストールして、現状はまだ正規auのSIMカードを使わねばならんのですよ。さっさと変えたいんですが、違約金が…。
プロファイルをインストールした後で、元のSIMを入れると3Gしか掴まなくなってしまったのです。
プロファイル自体は簡単に消せるんですが、どうにもそれだけじゃダメらしく、やむなくデータをバックアップしてクリーンインストールしたら無事元に戻りました。
これはiPad mini3で行ったのですが、多分iPhone6でやっても同じことになると思ったので、あえて外しました。
クリーンインストール面倒ですもん!
とりあえず、今回はこんなところで。
初心者の方々にも分かりやすく解説できていたでしょうか?
何か不明点あればメッセージか何かください。可能な範囲で調査してみますので!
あー、早く格安SIMに乗り換えたい。
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