世の中では『退職代行サービス』何てものが注目されていますね。
文字通り、会社を辞めたい人に代わって退社の手続きをするというもの。
このサービスに対して、Dは賛同と批判を半々な印象を持っています。
結局、代行会社にお金を払ってトンズラしてるだけですからね。
一方で辞めにくい会社も確かにあります。
ケースバイケースですが、結果的にそれが気軽に使われるようになると、色々社会的な問題になっていくんじゃないかなと危惧する節もあったり。
この記事では退職代行サービスをはじめ、世の中にある「代行サービス」についてまとめています。知らなかった意外なサービスもあると思うので、ぜひ覗いてやってください。
溢れかえる代行サービス
冒頭で触れた退職代行は、比較的最近出てきたサービスなんです。
実はもっと以前から、さまざまな代行サービスや代行企業が存在します。
それぞれの内容と費用などをひとつずつご紹介しましょう。
1.代行サービスの種類
調べると本当に色々な種類の代行サービスが出てきました。
ちょっと大変ですが、順番に解説します。
1-2.営業代行
企業や個人事業主などの営業を代行するサービス。
新規開拓をしたい会社や営業ノウハウを持たない人のために、さまざまな手法で顧客やアポイントを獲得してくれるというサービスです。
費用面は会社によって異なり、完全成果報酬や固定費+業績など、会社によって色々。
営業スタッフを雇用するよりは安くなるケースが多いのが魅力。
代行会社が、広い分野の顧客とつながりを持っているので、成果が出るのも早い傾向があります。
1-3.事務代行
事務職の代行サービス。
営業の事務バージョンで、顧客に変わって経理や書類整備・データ入力・電話応対など、各種事務作業を行ってくれます。
代行スタッフは派遣・在宅SOHO・代行会社の社員だったりさまざま。
費用も内容や会社によって変動します。
細かな事務作業は本業に差し支える反面、社員を雇って処理するには燃費が悪いので、外部の代行会社に依頼したほうがいいケースも多いのです。
1-4.運転代行
タクシーと似通ったサービスです。
タクシーと違うのは、運転代行はあくまで『運転の代行』である点。
タクシーの場合は、運転手がタクシーで利用者を自宅まで運んでくれますよね。
運転代行は、利用者の車の運転を代行するサービスなんです。
例えば車での出先でうっかりお酒を飲んでしまって、運転できないときとか。
そんなときに利用者に代わり、利用者の車を運転して、目的地まで運んでくれるのが運転代行サービスです。
運転代行サービスの費用はタクシーと同じ仕組みで、距離が伸びるほど高くなります。
1-5.家事代行
高齢者や独り身の人に代わって、家事など自宅のことを代行してくれるサービスです。
一言に家事代行といっても、内訳として多くの種類があります。
1-5-1.料理
依頼者に代わって、朝昼晩など決まった時間の食事を用意してくれます。
希望するメニューなどを伝えれば、買い出しから調理、作り置きまで対応してもらえるそうです。
費用は1時間あたりの時給と食材費・交通費などから算出されます。
会社によりますが、大体1時間あたり2500円~3000円程度で設定されている模様。
定期利用など決まった契約をすると、やや割引などもしてもらえます。
1-5-2.掃除
自宅の掃除を代行してくれるサービス。
水回りの掃除をメインとして、かかる時間に対して費用が発生する仕組みです。
1時間当たり2000円~2300円ほど。
トイレ・風呂・キッチンなどをやると、平均2時間程度はかかるので、1回あたり5000円はかかると考えていいでしょう。
1-5-3.買い物
事情があって外出できない利用者に代わって、買い物などを代行してくれるサービス。
基本は料理代行などに付随するので、単体で利用されることは少ないです。
家事代行は、総じて高齢者向けの内容が多い印象があります。
1-6.雑務代行
事務代行に近しい代行サービス。手が回らない雑務などを代行してくれます。
会社によって作業内容の名称が違うので、事務代行と同じ内容であるケースも。
1-7.退職代行
仕事に行きたくない、即日退職したい人に代わって、退職の意思を会社に伝える代行サービス。
違法すれすれのサービスで、かつ雇用契約の契約期間などを無視しているので、後々問題になる可能性が高い気がする。
費用面は2~4万円で、雇用形態によって変わる。
ただ代行会社がやることは、辞める旨を伝えるだけ。
1-8.管理人代行
マンションのごみ捨てや設備管理など、管理人業務を代行してくれるサービス。
マンションの管理人は人材不足が深刻な仕事です。
需要も非常に高いサービスではないでしょうか。
1-9.リア充アピール代行
SNSやブログなどでアップする、リア充アピール用のシチュエーションを作ってくれるサービス。
1名2時間当たり8000円ほどと、かなり割高。
いわゆるサクラですね。
1-10.結婚式の代理出席代行
急遽結婚式に出席できなくなった人の代理をする代行サービス。
職場の人間や友人など、元となる人に合わせた役者を用意してくれます。
1人あたりの費用は1万円~2万円。
正直なところ、代理を依頼してまで埋める必要性を感じません!
なお、二次会のみ代理にする『二次会代理出席』なんてオプションもあります。
1-11.お叱り代行
誰かに何かを懺悔して、お叱りされたいときに叱ってくれる代行サービス。
何のために使うんだろうか‥?
まさかの一人当たり1万円w
1-12.家族代行
各家族の代行をしてもらえる代行サービス。
内訳として以下の種類があります。
母親・父親代行
夫・妻代行
兄妹代行
子ども代行
それぞれ、本物の家族には頼めない事情がある人の代わりに、必要な役割を代行してくれるというもの。いわゆる影武者です。
お値段はおひとり2万円から。
1-13.友達代行
まあいわゆるレンタル彼女・レンタル彼氏と同じサービスです。
カラオケやショッピングなど、一緒に楽しむ相手を演じてくれます。
普通に友達作れよ…!!
1-14.合コン盛り上げ代行
合コンに代理出席し、場を盛り上げてくれる代行サービス。
メンバー的に盛り上げ役がいない!なんてときに使えるそう。
お値段は1人2万円前後
1-15.セミナー・講演会の出席代理
セミナーや講演会の出席者が足りないときに、人数を穴埋めするための代行サービス。
代行とはいうものの、要は人数水増し用のサクラである。
他にもパーティ・交流会の出席代理などもあります。
お値段は1名あたり8000円。
なおリア充アピールから下は、ほぼすべてファミリーロマンスという会社の代行サービスです。
以上が世の中に溢れている代行サービスの数々。
それぞれ代行する内容に専門性がないため、種類もどんどん増えていきます。
大半が場に合わせているだけ、話すだけでいいサービスばかりですからね。
その割に代行料高くね?とは思いますけど。
2.今後増えそうな代行サービス予想
ここから個人的な予想で、出てきそうな代行サービスをいくつか並べてみます。
・ユーチューバーの企画代理
・称賛代行や褒める代行
・同情や共感代行
・葬式出席代行
このあたり?
他人と関わるの嫌がる割に、そこからしか得られないものは欲しがる我儘ぶりが何とも…
まとめ
何でもかんでも代行するのはどうかと思う!
以上!!