会社員はフリーランスを羨ましがるが、フリーランスは会社員が羨ましい

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ビジネス

うも、Dです。

フリーライターになって早1年。

 

会社員の頃から環境や人間関係が激変しました。でも、多分この方が私の性に合っています。

皆さんは「フリーランス」と聞くと、どのようなイメージを抱くでしょうか。

 

個人的に知り合う方々は、フリーランスに対して経営者・起業家・社長などの認識をされる方が多いです。

 

あとは「会社とかで1番偉い人」みたいな目でみられます。えっへん。

 

独立していても法人化してなければ、社長でもなんでもないんですけどね。

ただの自営業です。はい。

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で、会社員からみると時間や仕事が自由で羨ましいと思われがちなフリーランスですが、実際はどっちもどっちだと思います。

フリーの方がいいところもあるし、会社員がいいところもある。メリット・デメリットですね。

 

今回は、私自身の経験も踏まえて、どんなところがメリットとデメリットなのかお話ししていきましょう。

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■自営業のここが羨ましい?

さて、当然ながら私にも会社員だった時代があります。

 

マネキン(試食販売とかする人)の人材派遣会社と、某大手通信回線会社の下請け末端企業。

どちらも内勤の営業職でした。↓これじゃないです。

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朝から晩までノルマや業務に追われて、最終的には体調を崩して退職しましたが……。

一応、フリーになったきっかけはこのあたりです。

 

フリーになったと知り合いや、友人に話しをすると以下のような言葉を向けられます。

 

「自分の道をしっかり持ってていいなー」

 

「ずっと家にいられるのって羨ましい」

 

「ぶっちゃけフリーって儲かるの?」

 

「早起きしなくてもいいんだよね!!」

 

などなど。

 

因みに私は会社員時代からフリーの知り合いがいたので、大体の実状は知っていました。

 

自分の道を持ってていいなー

これしかなかっただけです。

ずっと家にいられていいなー

むしろ忙しくて出られません

ぶっちゃけフリーって儲かるの?

あなたが仕事をたくさんくれれば儲かります

早起きしなくてもいいんだよね!

夜寝れないことも多いからね!

こんな感じです。

 

1つ言わせてください。

 

黙れ小僧! お前に私が救えるか!!(訳:仕事ください)


フリーランスなんて肩書きの問題です。

 

独立すると営業・経理・企画・折衝など、会社で多くの人がそれぞれ担当している業務を全て自分でやることになります。

 

たしかに休みは自由ですが、会社員のように保障された月給は存在しません。

やればやっただけお金になる、時は金なりです。

 

自由だからと勢いに任せて独立はしないほうがいいです。

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■フリーランスのいいところ・悪いところ

まずは会社員を辞めてよかったことをご紹介します

時間配分が自由

これは独立した人の多くが挙げるメリットですね。

 

私はライターという業種なので、締切までに原稿を納品できれば、作成・執筆のスケジュールは自分で調整することができます。

早めに納品すれば別の仕事をしようが、のんびりしようが自由です。

仕事を選べる

サラリーマンだと、上司に指示された仕事は嫌でもやらなくてはなりません。

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フリーランスには上司や先輩もいないので、やりたくない仕事は断れます。ただし、ある程度収入のベースができるまでは選り好みはしない方が良いです。

 

あと、得意な分野だけを専門にやるという人も多いですが、市場的に狭まっていくので個人的にはおすすめできません。

 

興味があろうがなかろうが、貪欲に知識を広げてスキルアップしていかないと、将来的には苦しくなると思っています。

収入は自分次第

営業も企画もすべて自分でやるので、保証された月給は存在しません。

クライアントと月額契約などをしていれば別ですが、基本はその都度仕事を取りにいくことになります。やればやった分増えるし、サボればその分お金は減るのです。

 

クラウドソーシング・飛び込み・テレアポ・DMなど手法はなんでもいいのですが、待っていても仕事は降ってきません(上を確認しながら)。

そして、大変なところは以下の1つだけです。

全責任は自分にあり

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仕事の受注・進行・納品全てのプロセスにおいて、基本はすべて自分の責任です。

会社であれば、代わりに上司が出て土下座でもなんでもしてくれるかもしれません。

 

しかし、自営業はそうではありません。一切の責任は自分にあります。

収入の金額も、仕事の有無も、全ては自分の実力次第です。

 

フリー同士のつながりがあれば大丈夫、といわれる方も多いですが…

基本は孤独であることを忘れてはいけません。あるのは利害関係であり、仲良しの友情ではないのです。

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■会社員のいいところ・悪いところ

次に会社員のいいところと悪いところを挙げていきましょう!

給与が保障され、その他費用も負担してくれる

会社員の何よりもいいところは、給与が保障されているところです。

フリーランスは体調を崩して仕事ができなければ、どこにも保障はありません。

 

会社員は急遽体調不良や忌引きなどで休むことになっても、月給は変動しないでしょう。

有給などもありますし、保険や年金も半額負担してもらえます。

 

安定を求める人にとって、これ以上の好条件はないと思います。

会社の看板で活動ができる

営業活動において、会社の名前というのは意外と役立ってくれています。個人で活動すると法人名がないので、どうしても信頼性に乏しいです。

 

会社員の場合は、その企業の一員であるという証があるのでクライアントも無意識にでも安心している部分があります。

それまでの付き合いなども含めて、個人では関係を構築するのが難しい企業とも顔見知りになれるのは、会社員だけの特権です。

 

続いて会社員のデメリットについて。

社内の人間関係

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これは人や企業にもよるのですが、社内の人間関係は嫌でも継続しなくてはなりません。

相性的な部分が大きいので、デメリットと感じるかどうかは人それぞれでしょう。

 

自分を会社に合わせるのが1人前の社会人だ、という認識をされるかもしれません。が、それも状況によりけりです。


社会的倫理に反している会社に合わせてまで、仕事をする理由はないと個人的には考えています。

仕事が選べない

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組織に属している以上、上下関係はついてまわります。

理不尽な命令や指示にも従わなくてはなりません。それが嫌で独立した、という人も多いです。

 

この問題の解決策は

・人の扱い方を覚えて相手の心理操作をする

・独立する

・上司よりも功績を立てて出世する

このいずれかしかありません。

時間拘束が長い

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会社員の定時は大体9―18時の9時間拘束です。

 

でも、大体残業が発生して通勤時間の往復とか考えると、12時間程度は割と一般的でしょう。仕事の状況などによっては日付が変わる…なんてのもざら。

 

契約上最低9時間となっているので、長時間勤務は組織に属するための1番の代償といえるでしょう。

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■まとめ

会社員とフリーランス、どちらがいいのかに答えはありません。

太りやすい人は痩せ型の人を羨ましがり、痩せ型の人は脂肪・筋肉がつきやすい人を羨ましがります。

 

天パの人がストレートをかけ、天然ストレートの人がパーマをかけるように!

「隣の芝は青く見える」の言葉通り、人は自分にないものを素晴らしいもののように見てしまいます。でも、実際は自分に合うか合わないか。それだけだと思います。

 

人の管理も含め、全て自分でやる自信があるならフリーランス・社長

自分で決めるより、具体的な指示をもらいながら働きたいなら会社員

 

個人的にはフリーに向いている人は、組織に向かないと思います。

 

 

 

 

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